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いきなり腕を誰かに引っ張られる。
少しびっくりしたけど、案外腕を引っ張られる時間は長く感じて、
殺人犯、的な人に捕まっちゃったのかな、なんて呑気に考える。
最後が殺されるとか、私ほんと運ないなぁ。
私は大人しく目を瞑った。
その時だった。
私の身体に温かさが広がる。
それと同時に真後ろで車が通り過ぎる音がした。
私は状況を理解するのに少し時間がかかった。
けれど今の私にはその時間でさえも、どれぐらいか分からなくて。
ああ、私誰かに抱きしめられてる。
変わった殺人犯だな。
？「…ほんとなにしてんの」
聞き覚えのある声が頭の上から降ってきた。
「…え」
この声って、
私はゆっくりと顔を上げる。
「ジ…ミン…君…」
JM「どんなけ心配させたらいいの？」
「ごめん…なさい…」
なんでジミン君が、とか、
なんで場所分かったの、とか、
聞きたいことは山ほどあるはずなのに聞きたくなかった。
聞いたら離れてしまう気がして。
今は、今だけでいい。
人の温かさをもう少し感じたかった。
すると、いきなり力が強くなって、さらにジミン君と密着する。
JM「…A。我慢しないで、全部言っていいから」
何かを悟ったようにそう言ったジミン君。
その優しさに私はまた涙が零れる。
「初めて名前呼んでくれた。」
夢の中でだいぶ前に呼んでくれたけど、現実では初めてだった。
JM「…ほんと、呑気なやつ。」
そういうとジミン君の身体が私から離れた。
一気に寒さが私を襲う。
「さむっ…」
JM「注文多いね」
そう言うと今度はしゃがみ出したジミン君。
私に背を向けて座っている。
JM「ん」
「…ん？」
JM「…」
そのまま動かないジミン君。
JM「ほら、寒いんでしょ、？」
私、重い…←
けれど、今はただただその優しさが嬉しくて嬉しくて。
私は黙ってジミン君の上に乗った。
「ありが…とう。」
JM「…」
やっぱりジミン君はジミン君です。
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リンゴ(プロフ) - きゅーりさん» 日本からブラジルまで、どこでもパシリとして飛んできます(( わああああ、ありがとうございます(；＿；)好きです！() (2017年3月19日 22時) (
レス) id: 7a4c50eb84 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり(プロフ) - リンゴさん» 身の回りのお世話から、パシリまでなんでも（）あ、続編読みました！！！好きです（は） (2017年3月19日 22時) (レス) id: 20e76d677f (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - きゅーりさん» 本気でなんでもします、ガチで← (2017年3月19日 22時) (レス) id: 7a4c50eb84 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり(プロフ) - リンゴさん» なんでもするので嫁に来てください((( (2017年3月19日 21時) (レス) id: 20e76d677f (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - きゅーりさん» わかります、わかります、もう最高です嫁にください()() (2017年3月19日 21時) (レス) id: 7a4c50eb84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンゴ
| 作成日時：2017年2月17日 23時
