弐拾壱ノ物語 ページ22
「えーと!すいません!
何となく懐かしいって感じてしまって……!」
そんな顔しないでぇぇぇぇ!!
煉獄さんは私の言葉に驚いたようだった。
ヤバイこと言っちゃた?
え、宇宙一綺麗な土下座するから許して。
煉「いや!構わん!」
「よ、良かったです……。」
ほっとして心を落ち着かせていると、煉獄さんはふにゃりと暖かい笑みを見せ、私の頭に手をのっけてきた。
そしてそのまま撫でてきた。
暖かい……。
多分考えることを諦めてなかったら今頃倒れていたね、うん。
でも何とも言えない懐かしさ__。
自然と私の顔もふにゃりと暖かい笑みを浮かべる。
煉「君はとても強い。
俺には君に眠っている強大な力があるとみえる。
将来の柱有望だな!」
え、マジすか。
「なら私を継ぐk」
煉「わっしょいわっしょい!!」
アカンかったな…。
「わっしょい!」
私は残りの焼き芋を食べきると、そのまま煉獄さんと別れた。
煉獄さんも「用ができた。」と言っていて自然と別れられてほっとした。
にしても甘味処行きたかったけど…お腹いっぱいになっちゃったなぁ。
よし、ゴロゴロとしてるわけにもいかないし、素振りでもするか。
私は蝶屋敷に戻り、訓練所を開けてもらい、木刀を握り何度も振り、技を出し続けた。
あ、でもそういえば……。
?「Aさぁん?」
私はその思い声にビクッとなる。
「し、しのぶさん……いやこれは……。」
胡「言い訳は無用です。
死にたいんですか?
素振りまではよかったものの、連続で技を出し続けるのはやめてと言いましたよね?」
「あ…はい……すいません。」
胡「せっかく治ったんですから、もう少し体を大切にしてください。」
「わ、分かりました…。」
そのまましのぶさんは行ってしまった。
危ない危ない……殺されるかと思った。←
自分の死が見えることなんて相当ないのにね!
まぁ確かにもう夕日が沈むなぁ。
ここでやめて、休憩でもするか。
私が腰を下ろそうとすると____
鴉「カァカァ!!」
私の鴉が飛んできた。
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ひなだん - めっちゃ面白いデス^^楽しみにしてま(゚ω゚) (2020年2月15日 21時) (レス) id: 525a103bc8 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉桜(プロフ) - ただの絵描きさん» ホントに何度もご迷惑をお掛けしました。はい!頑張りますっ!! (2019年11月10日 16時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
ただの絵描き(プロフ) - また読めて嬉しいです!更新頑張ってください! (2019年11月10日 13時) (レス) id: ecc065cc09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅葉桜 | 作成日時:2019年11月10日 7時