【イナイレ】信じるココロその8！ (ページ10)

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348話ページ10

A「え、有人がそんなこと言ったの？めずらっしー」

鬼道「…お前はどんくさいからな。道に迷わずに帰ってこれた…そこは成長したんだな」

A「……有人、殴られたいのかな？あ、何なら今からサッカーで勝負する？今なら有人の顔ボッコッボコにできる気がする」

鬼道「俺の顔をボコボコ？笑わせるな。俺のガードはそんな簡単に破れないぞ」

お互い目に火花を散らしながら久々の言い合い喧嘩。その最中、春奈が水を持って戻ってきた。

春奈「Aちゃん！水持ってきたよ……って二人で何やってるの!?」

A「よーし、そんなに言うなら今から勝負するぞ！顔面は90点、お腹は75点、吹っ飛んだら100点ね」

鬼道「いいだろう、その勝負受けてたとう。A、ボール取ってこい」

A「私今帰って来たばっかりなんで。有人が取りに行ってきてよ」

鬼道「俺より頭良くなってからいうんだな」

A「頭よくても家事の一つもできなかったら、一人で生きていけないですよーお坊ちゃま！」

鬼道「ふん、家事なんてもの、できないわけがないだろう」

A「ほーう。じゃあ今度なんかつくってよ。不味かったらこの島の名物おごりね」

鬼道「じゃあ"おいしい"って一言でも言ったら、俺の……」

そこまで言って言葉を飲み込んだ。

A「なにさ、もったいぶらずに言いなよ！」

鬼道「いや……」

俺、今勢いづいてなんて言おうとした？

＿＿＿＿"俺の彼女になれ"

ダメだ、落ち着け。
こんなこと言ってまともに受け取る奴じゃない。

他に考えろ……

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