【イナイレ】信じるココロその8！ (ページ40)

今日:32 hit、昨日:0 hit、合計:45,674 hit

378話ページ40

鬼道「脅しだよっ…いつでも潰せるという……」

円堂「まさか、影山に会ったのか?!」

円堂の言葉に有人はうなずいた。すると、後ろの方から「何てことだ…」と言う声が聞こえ、私達は振り返った。そこにいたのはフィディオだった。

フィ「何があったんだ…？…はっ俺を助けたせいで…鬼道、君まで狙われたのか!?」

鬼道「いや、お前を助けたことなど関係ない。あいつが俺の今の力を試したんだ」

フィ「君を試す……ん？」

フィディオが横に目を向けたのを見て、私達もそっちを見ると不動が立っていた。

場所を変え、再び私達はフィディオと話をすることにした。

フィ「君を狙ったのは…影山なのか…？」

鬼道「ああ…顔は見てないが直接話した。間違いない」

円堂「…手段を選ばないやり方は相変わらずだな」

確かにそうだ。
でも、私には引っかかることがいくつもある。

…前の、フットボールフロンティアの地区大会決勝戦の時は、こんなもんじゃなかった。フィディオの時だって……避けられないように仕組んでた。

なのに、有人の時は"避けなければ怪我をしない"ような仕組み方……

A「…」

鬼道「フィディオ。さっきの話だが、やはりお前達のチームに俺達を入れてくれ」

フィ「え…」

円堂「まさか…」

鬼道「チームのメンバーが怪我をしたことと、俺が狙われたこと……この二つに何か関係があるのかもしれない」

佐久間「試合を通して影山の目的が分かるかもしれないということか…」

フィ「…わかった。みんなに相談しておくよ」

鬼道「よろしく頼む」

とりあえず今は、オルフェウスを助ける！

それが今の私にできること。

・