【イナイレ】信じるココロその8！ (ページ26)

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364話ページ26

だからこそ、止めたい。

こんな私にも、人を助けることができるなら……

間違った道に行こうとしてる、行ってしまった貴方を救いたい！

A「……もう、自分を悪人にするのはやめてください。何か不満があるなら、私が相手になります。昔のように……」

あの時、私が怖くて逃げだしたから、この人はここまで狂ってしまったんだ。

影山「一度私の元から去ったお前に用はない。それでも、私を止めたいなら、全力でぶつかってこい。卑怯な手を使っても、私に勝てばそれですべて解決だ」

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そのあとは、重い足取りでフィディオ達と別れた場所へ戻った。でも、そこにフディオ達はいなかった。

……どこいったんだろ。

まあ、急に駆けだしたの私だし、ここにずっといるわけないよね。

そう思って、川を越えようと橋を渡っていたら、見覚えのあるバンダナと、マントを身に着けている人が目に入った。

A「え…」

待って、ちょ…っと、まって……

あれって…もしかしなくても、そうだよね？

A「円堂と……有、人……？」

それに後ろにいるのって、不動と佐久間？

え、なんでここに居るの？
練習は？もうすぐ試合だよね？

呆然と立ち尽くして、円堂達がいるであろう所を見ていると、有人と目があった。

やばっ…！そう思って慌てて駆けだす。すると後ろから「待て！ A！」と言う有人の声が聞こえる。(あ、やっぱ有人だったんだ。)

どうしよう、なんて説明したらいいの？

てか監督、「後は俺がなんとかする」って言ってたよね？
何ともなってないんですけど！！

とにかく今は……逃げるのみ！

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