【イナイレ】信じるココロその8！ (ページ21)

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359話ページ21

A「影山。試合を持ちかけようとしているなら、その"新しいイタリア代表チーム"と私が勝負してやる！」

「「「！！！？」」」

「勝負って…いったい何の？」

A「今の話を聞けば察しはつくよ。こいつのいつものやり方。"「チャンスだ」"とか言って、絶対に勝てないような試合を持ちかけてくるの。……それも大怪我を負わせるほどのね」

「大怪我……！？」

A「たぶん、君たちを二度とサッカーのできない状態まで打ちのめして、この代表の座を奪うつもりだよ。でも君たちは怪我しちゃいけない。

誰がなんと言おうと、こいつが監督になろうと、君たちは"イタリア代表・オルフェウス"なんだから！」

だから絶対、あきらめちゃダメ。
こいつに従った時点でもう駄目なんだ。

そう思いながら、両手を広げてまた影山をまっすぐみる。すると、キャプテンの子が「ありがとう」と言いながら私と影山の間に来た。

「君のその気持ちだけで十分だよ。これは俺達イタリア代表の問題。君に迷惑をかけるわけにはいかないんだ。だから、俺達は受けて立つよ。どんな勝負が待っていようと、俺達はあきらめられないからね」

A「……」

なんか似てるな……円堂に。

影山「感謝する。私の代わりに話したことで、だいぶ時間を短縮できたよ」

ククッ…といつもの気味悪い笑い方をしながらそ私にそう言った。

影山「そういうことだ。勝負する日までは我々がグラウンドを使う。お前達は出て行け」

抵抗する間もなく、門の外に追い出された。

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