【イナイレ】信じるココロその8！ (ページ2)

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340話ページ2

試合の夜。夕食の時に響さんからのありがたーいお話を聞き、久遠監督から次の試合についての発表があった。相手はアルゼンチンだって。アルゼンチンってどこだっけ？アフリカ？？←

久遠「早速明日から対策と練習を……と言いたいところだが」

そこで区切るとなぜか監督は冬香の方を見た。

え、なになに？？
なんで冬香の方に目を向けるの？？

円堂「どうしたんですか監督？ふゆっぺも」

響「明日の練習は休みだ。冬香君から提案があってなぁ」

「「「おおっ…！」」」

みんなが歓声の声を上げる。

円堂「ふゆっぺが提案を？」

冬香「すごい試合の後だから一日休んだ方がまた頑張れるかなぁ…って」

網海「ありがてぇぇぇ!! 休み欲しかったんだ」

秋「いい感じ！マネージャーらしくなってきた！」

春奈「ですよね～！」

冬香「お二人が親切に教えてくれたからですよ」

ご飯を食べながら考える。

休みか……。

こんな一日フリーな日ってもうないよね。
だって監督結構スパルタだし。

A「……ごちそうさまでした！っと」

円堂「A、食うの早いな」

A「あははー眠くなったからさ。秋！洗い物お願いしちゃってもいい？」

秋「ええ、いいわよ」

A「ありがとう！」

食器を片づけて、さっき食堂を出て行った久遠監督を追いかける。階段近くの部屋で久遠監督が中に入ろうとしてたから呼びとめる。

A「久遠監督」

久遠「なんだ」

A「……明日からまた始めてもいいですか？」

久遠「……"アレ"か」

A「はい」

"アレ"っていうのは人探しの事。

久遠「……明日は構わないが、明後日からは練習だぞ」

A「分かってます。でも、少しでも早く見つけたいんです！……なんだか嫌な予感するので」

久遠「それでもし、勘づかれたらお前はどうするつもりだ」

A「……見つかるまで黙ってます。それがみんなの為です」

久遠「……俺は特に何もしない。もしあいつらにばれてもお前一人でなんとかできるのか？」

A「………心配しないでください。絶対にみんなの足は引っ張りません。それが"ここに居ていい条件"ですからね」

久遠「……そうか」

お辞儀をして自分の部屋へと向かう。

部屋に戻ったらすぐボフッとベットにダイブした。、

A「はぁ……」

あんなこと言っちゃったけど……一人でなんとかなるかな。

……なんか自信なくなってきた。

そのまま眠りについた。

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