316話 ページ27
Aside
有人やほかの人といろいろ話して、楽しく……楽しくないけど、ご飯を食べていると「遅れてすいません！」と円堂と秋がやってきた。
キャプテンなのに遅刻かー。
って言うか円堂にしては珍しいよね。
冬香「秋さん、守君！」
冬香が着いたばかりの二人に駆け寄り、隣にいる男について紹介しだした。
冬香「こちらはナイツ・オブ・クイーンのキャプテンでFWのエドガー・バルチナスさん」
エド「エドガーです。よろしく」
秋「遅くなってすみません……」
エド「構いません。花は……遅く咲くほど美しい」
会話を聞いてた私は気持ちが悪くなった。
……うわっ、あれ口説き文句だ。
A「イギリスの人って紳士っぽいのになんかあれだね……たらし」
ヒロト「Aちゃん……そんなこと言ったらだめだよ」
話は進んで、秋は新しい靴をもらい、円堂は正装用の服に着替えに行った。
立向居「円堂さん！」
風丸「こっちだこっち！」
A「早く食べないとなくなっちゃうよー！」
円堂「ああ！」
着替えを終え戻って来た円堂が私達のところへ行こうとしたその時。エドガーが鼻で笑ったのを私達は見ていた。
エドガー「ふっ……ふふふふ……いや、失礼……あまりにも似合ってたものだから……」
……似合ってた？ どの口が言うんだか。
A「ねぇちょっと……」
目金「ちょっと待っていただけますか。今のはうちのキャプテンに失礼じゃないですか」
エド「失礼？」
みんなの鋭い視線を感じても、エドガーは高笑いをする。
エド「はははっ。困るな……勘違いしてもらっては……私は褒めたんですよ」
土方「褒めたぁ？」
エド「ええ。だから言ったじゃないですか……似合ってるって」
こいつ腹立つ……。
網海「お前なぁ……」
円堂「やめろ網海」
網海が言おうとすると円堂がとめた。
網海「……けど円堂、このままじゃ……！」
栗松「キャプテンを馬鹿にされて黙ってられないでやんす！」
円堂「その思いはグラウンドでぶつければいい。俺達のサッカーを見せてやればいいんだ。
だって俺達は……サッカーをしに来たんだろ？」
その言葉で我に返るみんな。
……さすが円堂。
こういう人だから、たくさん人が集まるんだよね。
『喧嘩はよせ。そんなことしたって何も解決しないぞ』
―――――お兄ちゃんみたいに。
・
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彩夏(プロフ) - ☆りんご☆さん» ありがとうございますっ！ (2015年12月21日 21時) (
レス) id: 533d608e39 (このIDを非表示/違反報告)
☆りんご☆(プロフ) - 彩夏さん» コメントありがとうございます!!! ファンだなんて……すっごくうれしいです！友希望大歓迎です！……と言っても、あまりチャットしないんで返信は遅れますが(笑) (2015年12月20日 21時) (レス) id: b6f4ac28f4 (このIDを非表示/違反報告)
彩夏(プロフ) - はじめまして！私この小説はじめから読んでファンになりました！友希望いいですかー？ (2015年12月20日 20時) (レス) id: 533d608e39 (このIDを非表示/違反報告)
☆りんご☆(プロフ) - 咲夜 流亜さん» コメントありがとうございます！！ライオコット島って言うんですね！初めて知りました、ご指摘ありがとうございます！これからもこの小説をよろしくお願いします！！ (2015年8月15日 9時) (レス) id: 5bdac4df52 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 流亜(プロフ) - はじめまして！ この作品を最初から読みました！ とてもよかったです それとライオッコ島となっていますが正しくはライオコット島です 更新ガンバです (2015年8月8日 11時) (レス) id: c0aa1f2252 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆りんご☆ | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/kakusokana/
作成日時：2015年7月25日 22時
