306話 ページ17
A「フフフン〜♪」
鼻歌を歌いながら鍋の中の具材をお玉でぐるぐるかき回していると、食堂のドアが開いた。
壁山「あ〜いい匂いっす〜……って……」
網海「あ〜！腹減ったぁ…………え……？」
中に入ってくるみんなは私を見て目をぱちくりさせていた。
壁山「な、何してるんすか……」
栗松「……料理……でやんすよね？でも……マネージャーの姿が……」
A「秋達なら休憩してるよー！もうすぐできるから呼んできてくれないかな？」
「「「えええええええええっ！？」」」
ものすごいデカい声が宿舎に響き渡る。
A「いきなり何さ……」
大体わかるけどね！
壁山「いや……だって……」
網海「A、お前……料理できんのか？」
カチンっと怒りが。
鬼道「……マネージャーに気を使って手伝うのもいいが……ほどほどにしろ」
ほどほどだぁ……？
有人の一言でついに我慢の限界がきた。
カチッとガスを切り、厨房からみんなの前へドシンドシン足を鳴らしながら歩く。
A「料理できるのかって……どれだけ私を子供扱いしてんの……？」
壁山「っひぃ…！」
A「そんなに私の作る料理が心配なら……外で外食でもして来れば？
食べもしないで偏見でものをいうのも……ほどほどにした方がいいよ？」
にこーっと私は笑う。なぜかみんなの顔は青ざめていた。
秋達に夕飯ができたことを知らせ、料理(ちなみにオムライスだよ！)を机に並べる。全員が座ったところで「いただきます」の手合わせ。
A「いっただきまぁーす!!!」
「「「い、いただきまーす……！」」」
一口目をぱくっとつっこむ。
ん〜……ちょっと味付け薄かったな。
そんなことを思っていると、いきなり部屋がしーんとなった。
春奈「こ……これは……」
秋「この味……」
壁山「この絶妙な味は……！」
小暮「……！」
立向居「これって……」
「「「うっまぁぁぁぁぁぁ！！！」」」
春奈「え……なんですかこれ！」
秋「口の中でふわりとろけるような味……」
鬼道「…！(おいしい……)」
壁山「めちゃめちゃうまいっすぅぅぅ!!!」
栗松「これなら何杯もいけそうでやんす！」
立向居「こんなの食べたことないです！」
円堂「おおっうまいな！」
虎丸「うちの定食屋よりうまい……」
染岡「なかなかやるじぇねぇか」
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彩夏(プロフ) - ☆りんご☆さん» ありがとうございますっ！ (2015年12月21日 21時) (
レス) id: 533d608e39 (このIDを非表示/違反報告)
☆りんご☆(プロフ) - 彩夏さん» コメントありがとうございます!!! ファンだなんて……すっごくうれしいです！友希望大歓迎です！……と言っても、あまりチャットしないんで返信は遅れますが(笑) (2015年12月20日 21時) (レス) id: b6f4ac28f4 (このIDを非表示/違反報告)
彩夏(プロフ) - はじめまして！私この小説はじめから読んでファンになりました！友希望いいですかー？ (2015年12月20日 20時) (レス) id: 533d608e39 (このIDを非表示/違反報告)
☆りんご☆(プロフ) - 咲夜 流亜さん» コメントありがとうございます！！ライオコット島って言うんですね！初めて知りました、ご指摘ありがとうございます！これからもこの小説をよろしくお願いします！！ (2015年8月15日 9時) (レス) id: 5bdac4df52 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 流亜(プロフ) - はじめまして！ この作品を最初から読みました！ とてもよかったです それとライオッコ島となっていますが正しくはライオコット島です 更新ガンバです (2015年8月8日 11時) (レス) id: c0aa1f2252 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆りんご☆ | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/kakusokana/
作成日時：2015年7月25日 22時
