304話 ページ15
Aside
無事円堂達と合流できたのはいいけど……。
久遠監督って怖いな……。
キャラバンに乗り宿舎までの道を走っていれば、景色がコロッと変わった。
網海「あれ……？南の島じゃなくなったぜ……」
目金「よく気がつきましたねぇ……この島には……」
A「このライオコット島は各国の選手たちがやる気を十分出せるようにって、その国の伝統的な街並みを再現しているの」
目金「って僕のセリフ！」
円堂「へぇー……詳しいんだな、A」
A「何回もパンフレット見たからね。覚えちゃった」
……随分前からここにいたらそれぐらいはわかっちゃうよね。
ここで言うと厄介なことになりそうだから言わないけど。
春奈「ここはイギリスエイリアですね。街並み再現のために本国から取り寄せた数百年前のレンガを使っているそうです！」
秋「落ち着いた雰囲気が歴史と伝統を感じさせるわねぇ……」
壁山「紅茶もいいっすけど……」
網海「なんだか腹減ってきたよなぁ……」
壁山「はいっす……」
秋がうっとりしているのとは裏腹に「お腹すいたぁ」とうなだれる網海達に、秋が少し呆れていた。
……ご飯……。
あ……言わなきゃいけないことがあったんだ！
私は隣にいる秋の肩をつつく。
秋「どうしたの？」
A「秋達さ、宿舎に着いたら夕飯の準備するんだよね？」
秋「そうよ。早めに作らないとみんな我慢できないだろうし……」
A「ううん。今日は休んでていいよ！」
秋「え？」
A「私が作るから！」
そういい、「お任せあれ！」と胸にこぶしをボンっと当てる。その行動を見て秋は目をぱちくりさせている。
秋「え……作る……ってAちゃんが?!」
A「うん！だって秋達、いろいろ疲れてるでしょ？それに厨房の使い方よくわからないだろうからさ！任せてよ！」
秋「え……でも……」
うん、わかってるよ。
その眼は「Aちゃん料理できるの？」って言いたいんだよね。
A「大丈夫！私に任せて！うーんとおいしいの作るから!!」
秋「そこまで言うなら……(大丈夫かしら……)」
秋から了承を受け、小さくガッツポーズ。
よしっ！
とびっきりおいしいの作るぞぉ！
・
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彩夏(プロフ) - ☆りんご☆さん» ありがとうございますっ！ (2015年12月21日 21時) (
レス) id: 533d608e39 (このIDを非表示/違反報告)
☆りんご☆(プロフ) - 彩夏さん» コメントありがとうございます!!! ファンだなんて……すっごくうれしいです！友希望大歓迎です！……と言っても、あまりチャットしないんで返信は遅れますが(笑) (2015年12月20日 21時) (レス) id: b6f4ac28f4 (このIDを非表示/違反報告)
彩夏(プロフ) - はじめまして！私この小説はじめから読んでファンになりました！友希望いいですかー？ (2015年12月20日 20時) (レス) id: 533d608e39 (このIDを非表示/違反報告)
☆りんご☆(プロフ) - 咲夜 流亜さん» コメントありがとうございます！！ライオコット島って言うんですね！初めて知りました、ご指摘ありがとうございます！これからもこの小説をよろしくお願いします！！ (2015年8月15日 9時) (レス) id: 5bdac4df52 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 流亜(プロフ) - はじめまして！ この作品を最初から読みました！ とてもよかったです それとライオッコ島となっていますが正しくはライオコット島です 更新ガンバです (2015年8月8日 11時) (レス) id: c0aa1f2252 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆りんご☆ | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/kakusokana/
作成日時：2015年7月25日 22時
