303話 ページ14
一通り話が終わると、誰かのケータイが鳴った。誰だろう……と思っていればAちゃんがポッケからケータイを取り出して電話に出ていた。
A「はい、星空です……………」
そう言って電話に出てからAちゃんは話さなかった。でもAちゃんの顔をよく見ると少し青ざめてる気がする。
A「……すぐ行かせてもらいます！では!!」
プチッと電話を終了させると「はぁはぁ……」と息を荒くしていた。そしてさっきよりもすごい青ざめた顔で私達を見るAちゃん。当然みんなは驚く。
A「……久遠監督が怒ってる……」
「「「えっ！！？」」」
鬼道「というか、なぜお前が久遠監督の電話番号を……」
A「それはそのうち話す！今は私についてきて!!お願いします!!!」
円堂「え、おい、ちょっと！」
走り去っていくAちゃんを私達はただ眺めていた。
風丸「走って行ったけど……どうするんだ？」
ヒロト「とりあえずついて行った方がいいんじゃないかな……」
鬼道「だがもうAの姿がないぞ……」
「「「・・・・・・・・・・・」」」
円堂「よし、じゃあ追いかけるぞ！みんな走れ!!」
キャプテンの掛け声でみんなは「はぁ…」とため息をつきながら駆け出す。
……相変わらずAちゃんはマイペースだね。
って言うか久遠監督に何て言われたんだろう……。
Aちゃんが消えたであろう方向にひたすら走っていると、目の前に大きい駐車場が広がった。
円堂「ここか？」
鬼道「とりあえず入ろう」
駐車場を歩きながら辺りを見ていたら見覚えのある車が見えた。
春奈「あれってキャラバンですよね？」
秋「もしかしてAちゃん……ここに私達を案内しに来たんじゃ？」
キャラバンにみんなで近づいていけば、話し声が聞こえた。
「すいません……遅くなりました」
「……円堂たちがいないようだが」
「はぁ……えっ!?あれ、なんでいないの!?」
久遠監督とAちゃんだ……。
円堂「A！」
A「あ、円堂！よかったぁ……ちゃんと来てくれてた……」
久遠「全員そろっているな？」
円堂「はい！」
久遠「ではキャラバンへ乗れ。全員乗ったら出発する」
「「「はいっ！」」」
私達はキャラバンに乗って宿舎へと向かった。
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彩夏(プロフ) - ☆りんご☆さん» ありがとうございますっ！ (2015年12月21日 21時) (
レス) id: 533d608e39 (このIDを非表示/違反報告)
☆りんご☆(プロフ) - 彩夏さん» コメントありがとうございます!!! ファンだなんて……すっごくうれしいです！友希望大歓迎です！……と言っても、あまりチャットしないんで返信は遅れますが(笑) (2015年12月20日 21時) (レス) id: b6f4ac28f4 (このIDを非表示/違反報告)
彩夏(プロフ) - はじめまして！私この小説はじめから読んでファンになりました！友希望いいですかー？ (2015年12月20日 20時) (レス) id: 533d608e39 (このIDを非表示/違反報告)
☆りんご☆(プロフ) - 咲夜 流亜さん» コメントありがとうございます！！ライオコット島って言うんですね！初めて知りました、ご指摘ありがとうございます！これからもこの小説をよろしくお願いします！！ (2015年8月15日 9時) (レス) id: 5bdac4df52 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 流亜(プロフ) - はじめまして！ この作品を最初から読みました！ とてもよかったです それとライオッコ島となっていますが正しくはライオコット島です 更新ガンバです (2015年8月8日 11時) (レス) id: c0aa1f2252 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆りんご☆ | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/kakusokana/
作成日時：2015年7月25日 22時
