284話 ページ44
円堂「風丸……」
風丸「俺達は自分の意思でここに居る！」
そう言うなり風丸はエイリア石を取り出す。
風丸「このエイリア石に触れた時、力がみなぎるようにに感じた。求めていた力が……」
円堂「求めていた力……」
風丸「俺は強くなりたかった。強くなりたくても自分の力じゃ超えられない限界も感じていた……でもエイリア石は……信じられないほどの力を与えてくれたんだ」
『俺は強くなりたかった。鬼道……お前のように』
真帝国学園の時、佐久間もそう言ってエイリア石を使ってた。
人の"強くなりたい"って思いを、影山もあの男も……バカにしてる。
自分の思い通りに動く"都合の良い道具"としか思ってない。
風丸「俺のスピードとパワーは桁違いにアップした。この力を思う存分使ってみたいのさ！」
円堂「ちょっと待てよ……エイリア石の力で強くなっても意味がないだろ」
「それは違うでやんす」
円堂「栗松……」
栗松「強さにこそ意味があるでやんす」
染岡「俺はこの力が気に入ったぜ。もう豪炎寺にも吹雪にも負けやしねぇ」
『俺もお前達に追いつけるようリハビリ頑張るぜ！』
……染岡のあの思いは……。
私は後ろに下がったあの男の所へ近づく。
鬼道「A！そいつは危険……」
A「分かってる。でも……」
男の前に立ち止まって拳を握り男の腹へパンチ。
「っ!?ふぐぉ……」
A「こうでもしないと……私の気が治まらない！」
再びまた殴りかかろうとするも、誰かに阻止される。
風丸「……勝手な事をするな！」
A「……っとあぶな……」
風丸が後ろから殴りかかるのをぎりぎりで交わす。
風丸「……文句なら俺達に勝ってから言え」
A「……嫌だね。そんな……そんな力に頼った貴方達と私は戦いたくない」
円堂「A……」
「そうは言ってられませんよ……」
腹の痛みから解放された男がククク……と笑いながら言う。
「試合を断ればどうなるか……お教えしましょう。まず手始めに雷門中を破壊します」
円堂「ダメだ！やめろ、染岡！」
A「卑怯者が……！」
仕方なく私達は試合をすることを決意した。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あすか(プロフ) - 【イナイレ】11人目のストライカー【名探偵コナン】を更新して下さい！！お願いします！！ (2015年7月14日 12時) (
レス) id: fe88bf82f8 (このIDを非表示/違反報告)
☆りんご☆(プロフ) - モンドさん» コメントありがとうございます!!!なかなか更新できませんが、楽しみに待っていただけると幸いです！更新頑張りますね(`▽´）ゝ (2015年6月21日 19時) (レス) id: 2ef7d4b434 (このIDを非表示/違反報告)
モンド(プロフ) - 更新頑張って下さいp(^_^)qwktk (2015年6月20日 23時) (レス) id: 7fcbc0036e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：☆りんご☆ | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/kakusokana/
作成日時：2015年5月17日 11時
