ボールペンの芯のストック切れて勉強する気なくしたので、歌い手活動始めました。

家が広いのは想像ですが皆さんの夢を参考にしています（推したい夢沢山あって好きです）。 ページ11

そらまふのっ！絡みがっ！
　さっきから切実に好きすぎて！
　辛いっ！！

　ああ、そっか、まだ慣れていない推しと会うことってこーゆーことなんだ そうだったんだ...。

　まふさんにベッタリ甘えてるそらるさん猛烈に可愛いし、何だかんだお茶出してくださるまふさん優しい...。

　そんなことを思いながら、私の家より何十倍も広くて綺麗な部屋に通され、そらるさんと自己紹介をする。
　思わずファンです、と口走ってしまい、内心うわぁ恥ずかしい引かれる、とか思っていたときにそらるさんからファン宣言のお返しが来た。

　何これ、もう、何これ、何のご褒美ですか。

　何となく落ち着かなくてキョロキョロしていると、そらるさんに声をかけられた。

「どうした？何か面白いもんでもあった？」

　まふの部屋だけど適当にいじっていいよ、と、まふさんに失礼なのか私に優しいのかわからない発言をするそらるさん。

「あ、いえ。その、...部屋、沢山あるなぁ、と」

「......くっ」

　唐突に下りた沈黙と微かに漏れた声に、失礼なことを言ってしまったかな、と心配になる。

「くっ、...ふ、あ、はは...ごめん、無理」

「え」

　結論から言うと、心配は全くの杞憂だったらしい。
　密かに、しかし確かに肩を震わせるそらるさんに、思わず唇を尖らせる。

「ちょ、そらるさん酷い！そんなに笑うこと亡いじゃないですか！」

「ごめんごめんww でも、そんなにワンルーム以外見たことなかった？」

「一人暮らしなんで。一人暮らし長いので」

「そこまで強調しなくてもww あ、でも友達んち行くとかさ」

「...高校、大学と陰キャラ極めてたので」

「...何かごめん」

「僕と一緒だから気にしなくていいよ！そらるさん、何凹ませてるんですか！」

「あ、まふさん！...気遣いすみませんwww」

「aqql...いや、Aって呼んでいい？ごめん」

「いやそんな！全然気にしなくて大丈夫ですよ！まふさんと一緒でネタにできるまでになったのでww あ、名前呼びOKですっていうか嬉しいです！」

「「wwww」」

　まふさんも席に着いて全員が落ち着くと、まふさんとそらるさんがパソコンのセットを始めた。
　手伝いたいのはやまやまだったけれど、パソコンを初めとした器具は物凄く高価なものだと傍目にもわかったので、下手に触っては壊してしまう。
　中腰の状態でアワアワしていると、そらるさんに「座ってていいよ、お客さんだし」と言われた。
　至れり尽くせり過ぎて落ち着かない。

夢主ちゃん天然だしいい子だよってお話。→←「「ボーイ・ミーツ・ガール！！」」『待って待って、そらるさんオチって決まってないから。あと、語部一緒だよー』

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