年下のいいなりなんて勘弁だ！ ＊沖田総悟＊

18.ふしだら ページ19

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急いで鏡台の前に行って首元を確かめると



小さな赤い跡が付いていた



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こ、これって…




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「じゃ、行ってらっしゃ〜い」



「いってらっしゃいじゃないです！！」



「え？行きたいんだろィ」



「どうしてくれるんですか！これ！」



「A、肌白いから目立ちまさァ



よかった」




「よくなーーーい！！」



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こんなの女中のみんなにばれたら


なんて言われるか…



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『え？ほんと？


私たちが働いてる間に


Aさんそんなことしてたの？』



『そんなふしだらな人だと思わなかった…


がっかりだなぁ…』



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みたいなことを言われるに違いない、、




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「これ、どうやって消すんですか？」



「せっかく付けたのに


そんなに気にいらねーんですかィ」



「気にいる気にいらないの問題じゃなくて…」



「だってAさん、誰にもとられたくねぇし」



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また捨てられた子犬のような顔をしやがって…



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その顔に弱いのよわたしは…←



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とりあえず、



今日は髪を下ろして仕事するしか…



いやでも、結ばないと逆に怪しいかしら



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「朝ごはんも一緒に食べやしょうね



Aさん」




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「…」




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マイペースなやつめ…………(怒)



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