年下のいいなりなんて勘弁だ！ ＊沖田総悟＊

17.ちゆーーー ページ18

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「…んー…」



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…あ、もう朝…？



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起きないと…


ごはんの支度と、洗濯と、それから…



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ん？



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なにこの、抱きしめられてる感じ



目の前には男の人の立派な胸板があって



背中には温かい手のようなものが…




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抱きしめられてる感じ…って



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抱きしめられてるってこと！？




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「…っちょ、苦し…っ…」




「すー すー 」




「！」



少し上に顔を上げると


沖田さんの綺麗な顔が…



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お、思い出した



そうだった



昨日添い寝するとか言って



勝手に布団に入ってきて



それから…



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思わず自分の衣類に問題がないか、確かめた



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うん。大丈夫だ。



問題ない、はず



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「…ん…



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あれ、Aさん…」




「っ！



お、おはよう、ございます」



「…おやすみー」



寝るなっ



「お、沖田さん！私、もう行かないと！」




「ちょっとくらい、いいじゃねーか」



「よくないです！



みんなに迷惑かけちゃいます！」



「うるせぇなァ…」



「お願いします！離れて下さい」



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時間が…！時間がァァ！



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「…わかりやした」



「！



あ、ありがとうござい「そのかわりちょっと」」



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ちょっと？



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じっと沖田さんの目を見ていると



首に顔を埋められて



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「…ちゆーーー」



「！いっ！」



噛みつかれた



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「いった…っ！



お、沖田さ、いたい！」




「ん、できた」



「…へ？」



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ニヤリと勝ち誇った笑みを浮かべながら



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「…俺のもんだって、マークつけときやした」



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朝から恐ろしいことを言い放つのでした



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