よん ページ4
下校時間になり私は下駄箱で靴を履き替える
私はポケットに入れておいた手紙を取りだしてキヨ先輩の下駄箱に入れようとしたがどうせ捨てられると思ってもう一回手紙をポケットにしまった
キヨ｢おい｣
そこには仁王立ちして私を見ているキヨ先輩がいた
私｢あ、｣
キヨ｢あ、じゃねーよ。何してんの？俺の下駄箱なんて開けちゃって｣
私｢いや、別に…｣
キヨ｢あっそ。｣
一言いって歩き出す
私｢あのっ！｣
キヨ｢ん？｣
私｢今日、一緒に帰っても良いですか？話があるんです｣
キヨ｢…ご勝手に｣
そういって、私たちは正門を抜けて歩き出す
キヨ｢んで？話って何。｣
私｢あー…手紙の事…｣
キヨ｢またかよ｣
私｢あー…じゃあ…｣
キヨ｢お前さ…話なんてないんだろ…？｣
話なんてない
その通りだよ
私｢…はい｣
キヨ｢いちいち頑張りすぎな｣
私｢え？｣
キヨ｢Aさんさいちいち人に気ぃつかいすぎ。｣
キヨ｢俺、あーいうタイプまじで苦手なんだよ。言いたいことは紙に書くんじゃなくて俺の顔を見て言えっての…｣
私｢はぁ…｣
キヨ｢でも、お前は言った｣
私｢はい？｣
キヨ｢お前、俺に言いたいこと大声でぶつけてくれたじゃん｣
ぶつけると言ってたらたしかにいろいろ言ってしまった
たしかに先輩の言葉も一理あるが
普通の女の子はそれをいう勇気がないから手紙やLINEで思いを告げてる子がほとんどなんですよ…
キヨ｢ただ一つ言うと…｣
私｢はい…？｣
キヨ｢お前はちゃんと好きな人に思いを告げるときはめんと向かってこくはくしろよ｣
なぜ、急にアドバイス？
何が言いたいのか分からなかったが一瞬キヨ先輩の優しさが感じられた…
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*りんご頭*(プロフ) - みくに☆さん» わぁぁ！！ありがとうございますっ！！ (2016年7月20日 21時) (
レス) id: 728b1fcbf5 (このIDを非表示/違反報告)
みくに☆(プロフ) - こんにちは！いつもこの小説を読んで癒されてます(*^-^*)これからも頑張ってください！！ (2016年7月19日 21時) (レス) id: 4ef569fec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*りんご頭* | 作成日時：2016年4月13日 23時
