09 ページ9
.
「Aっ!」
「隆二なにしてんの?」
教室から飛び出した私を走って追いかけてきた隆二。
「さっき言ったのってどういう意味?」
「別に大したことじゃないよ笑
来年大学受験の休憩とか言ってたけどさ、私そんな休憩すらさせてくれないかもしれないからさ!笑」
咄嗟についた嘘。
1日1日を過ごすたびに増える嘘の数。
「全然笑えてないよ。
最近のAの笑顔見てると辛いんだよ。
無理してる感じがする。」
「なにそれ笑」
「何かあるなら俺に言えよ。
俺に言えないことなら美優にでも言えばすこしは楽になんだろ。」
「ありがとう笑」
ごめんね…二人にも話したいよ。
でもまだ勇気が足りないから少しだけ待ってて。
.
157人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メープル(プロフ) - 続きを読むの楽しみにしてます^^* (2018年5月25日 21時) (レス) id: 36fafe363a (このIDを非表示/違反報告)
いるか - 続き楽しみにしてます! (2018年2月8日 12時) (レス) id: 20f5a8d022 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さくら | 作成日時:2018年2月2日 22時