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# 47 ページ47
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家に帰ってそのまま着替えてベッドに寝っ転がる。
座るのでさえもだるくて辛い。
こういう時にひとりだと寂しくなる。
そんなことを思いながら目が閉じそうになってきた時
チャイムの音が鳴った
「誰…って…隆二さん……？」
玄関まで壁に手を当てながら向かった。
ドアを開けるとそこにはやっぱり隆二さん。
「どうして…」
「これ渡そうとしたらAちゃん帰ったって言うし
そしたら優梨ちゃんがよろしくお願いしますって住所を」
"ごめんねここまで歩かせちゃって"
って言いながら私の肩を支える。
風邪の時って涙脆くなる。
だからかな、今すごい目の前がうるうるしてるの。
「Aちゃん寝ててね。
お粥は食べられる？」
私のおでこに冷えピタを貼りながら聞いてくる。
「無理…かも…」
「わかった。
じゃあ飲み物だけ持ってくるね。」
そう言ってキッチンに行ってしまった。
こんなに一人になるの嫌だっけ…
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作者名：さくら | 作成日時：2017年2月28日 19時
