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# 31 ページ31
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あっという間に30分が過ぎ約束の時間。
不安と緊張でどうにかなりそう。
デスクに戻りカバンを取った
「A。
今市さんなら大丈夫だから。
楽しんでね。」
いつもと全く違う真剣な優梨。
「うん。ありがとう。
優梨も岩田さんと楽しんでね」
「そんなこといいから！はやく！笑」
「じゃあ明日ね」
そうお互い手を振って別れた。
エレベーターホールについて下向きのボタンを押す。
待っている時間でさえ短く感じる。
エレベーターが着いて 1F ではなく B1 のボタンを押す。
B1に着いて駐車場に続く扉をくぐるとそこにはすでに今市さんの姿があった。
「今市さん、遅れてしまってすいません」
「俺もさっきだから！気にしないで！」
いつもみたいに優しい笑顔を見せてくれる。
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作者名：さくら | 作成日時：2017年2月28日 19時
