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# 27 ページ27
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「Aちゃんおはよー！
そしてこれお願いします」
「はい、ありがとうございます」
「ねえAちゃん今日夜とか空いてる？」
なんて耳元で聞こえないように聞いてきた。
「空いてますけど…」
「ほんと！？」
私もちゃんと小声で返したのに大声出しちゃ意味無いでしょ！
なんて心の中で呟きながら今市さんの話に耳を傾ける。
「今日の夜2人でご飯行かない？」
一瞬私の中で時間が止まった。
ずっと怖くて避けてきた男の人と2人。
周りに誰も知らない人がいない環境。
どうすればいいのか分からなかった。
すると
「今市さんなら大丈夫だよ。
安心してこの私がいうんだから。」
って優梨が私の耳元で呟く。
誰目線で言ってるのかはわからない。
でも私の中で隆二さんは安心できる人
になっているのかもしれない。
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作者名：さくら | 作成日時：2017年2月28日 19時
