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# 24 ページ24
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ryuji side
「あの…今市さん」
「ん？」
「お茶ありがとうございました。」
「ううん全然」
「それに今市さん呑みたかったですよね」
さっきまで横を歩いていたのに
いつの間にかAちゃんは歩く速度が遅くなって
下を向いている。
「俺だって呑みたい気分じゃない時ぐらいあるよ〜
それにみんな潰れたら大変でしょ！？」
「そうだけど
だって今市さんまでノリ悪いとか思われちゃいますよ…？」
かなり落ち込んでるし…
それに
勝手に俺がそう思ってるみたいにさせられてるし！！笑
「俺Aちゃんのことそんな風に思ったことないよ笑
それにみんなもそんなこと思わないよ。」
「そんなことあるわけな…「あるよ」
「この前も言ったでしょ？
みんなAちゃんのこと好きだからなかよくしてるんだって。
そんなこと思ってたらしないって。」
Aちゃんは裏切られることに相当トラウマがあるんだろう
話しててすごく思う。
「今市さんって魔法使いみたいですよね」
「え？笑」
「今市さんが何か言ってくれると
すって思ってた悪いこと全部消えていくんです。」
思わず言いそうになる
" 好き "
.
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作者名：さくら | 作成日時：2017年2月28日 19時
