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「終わったぁ…」
そう呟くとソファから " お疲れ様 " なんて顔を出してくる。
「行く？」
多分飲み会のことだろう…
「はい、とりあえず行きます」
「じゃあ俺も行こ〜」
その為に待っててくれたんじゃないのかな…？
だってもう今市さん来てから30分以上経ってるのに。
「Aちゃん？」
「あ、はい！行きましょう」
「大丈夫？疲れてる？」
なんて心配してくれる今市さん。
「大丈夫です。ちょっと考え事してただけなので…」
「ならよかった」
そう言いながらドアを開けて待っててくれている。
「ありがとうございます」
頭を少し下げてそこを通る。
「ふふ」
「え、何かおかしいですか？」
「ううん。何でもない」
ってなんかのキャラクターに似てる笑顔で私に言った。
これでまた私の心臓は大きく動く。
顔が熱くなる気もする。
なぜかはまだ私はわからない。
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作者名：さくら | 作成日時：2017年2月28日 19時
