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「A〜呑みに行かない？」
菜々子からのお誘い。
と言っても絶対3人だけど。
「またぁ？別にいいけどさぁ
2人とも潰れると大変なんだもーん」
「いいじゃん〜そうやっていいながらちゃんと帰らせてくれるA好きだよ？？」
「引きずってタクシー乗せてるだけだけどね！！！！」
この2人はお酒弱い訳じゃないけどとにかく呑む量が半端じゃない。
私は酔っ払わない程度に呑むけど2人はとことん呑む。
「じゃー後でね〜」
いつもみたいに手をヒラヒラさせて戻って行った。
それより優梨どこ行ったんだろ
パソコンに向かって作業を再開した。
「あ、優梨おかえり
遅かったね」
「うんー」
どこかにやけてるような気が。
「なに？どうしたのそんなにやけて」
「ちょっとねぇ」
「やだ気になるじゃん！
あっそうだ菜々子から聞いた？今日呑むよーって」
「あーきいたきいた
そん時話せたら話そうかな〜」
「なんで今そういう事言うのーーー
気になっちゃって仕事捗らないでしょ！」
「あと2時間なんだから頑張ってよ笑」
2人で２時間パソコンとにらめっこ。
いつの間にか定時になっていた。
「優梨終わった？」
「んーあと少し」
「この資料今日中とかありえない…
一時間ぐらいかかりそうやだぁ」
「菜々子もまだ終わって無さそうだよ」
「みんな残業笑」
2人でわちゃわちゃ話してると
「優梨〜まだ終わんないの？」
この声…岩田さん…？
え、呼び捨て…？？？？？
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作者名：さくら | 作成日時：2017年2月28日 19時
