【イナイレ】11人目のストライカー【名探偵コナン】

41話 ページ43

そして練習が終わり、各自部屋戻り自由時間。
自由時間はみんな、食堂でテレビを見てたり、ゲームしてたり…自分の好きな事をしている。


私はパソコンとノートを開いて爆破事件の予告状を見直している。
後は横浜アリーナのテレビ映像を見たりね。




今度爆破する場所は……前回の東都スタジアムよりも多くの人が一緒に爆破を目の当たりにできる場所。

でもそんな建物……サッカー関係じゃ見つからない。
だから警部さんは今夜やる「汐留アリーナのコンサート」に目をつけた。



……いや、でもおかしいよ、やっぱ。
急に"サッカー"から"歌"に関係することになるなんてさ。

さすがに頭のいい犯人でも、そんなに知識は持ってないと思うけどなぁ。




「うーん…」と頭を抱え込んでいると、私の前に座っていた一郎太が水を持ってきてくれた。



A「あ、ありがとう……」

風丸「……相当苦戦してるな。犯人はやっぱそう簡単に見つからないよな」

A「そ、そうだね…うん」



……犯人じゃなくて"予告場所"を探ってるんだけど…。
またそんな危ないところに行くなんて言ったら怒られるー！



そんなことを思い、再びパソコンへ目を向けるとある会話が聞こえてきた。



壁山「そういや、今日はJリーグの試合が同時に放送されるんすよね?!」

鬼道「確か……10試合だ」

栗松「10試合も見れるなんてすごいでやんす!!」

豪炎寺「このテレビじゃ無理だろうけどな………」





……Jリーグ………



―――『青いシマウマ、青い少年って……スピリッツとガンマのマスコットキャラクターだと思う！』






10試合……



―――『8万人を超える所で……』








……同時に？




―――『来月の3日に汐留アリーナで行われる10万人コンサートが怪しいって言ってたよ』







A「!!!!!」



ガタッと大きな音を立てて席を立つ。
みんなは音にびっくりして私に振り返る。



風丸「A……？ど、どうしたんだ……？」

A「……ことか……」

風丸「え？」

A「そういう事だったんだ………!!!」



ギュゥゥゥと持っていた手帳を握る。






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