【イナイレ】11人目のストライカー【名探偵コナン】

36話 ページ38

秋が守たちを連れて戻ってきた。



円堂「うわぁぁぁぁ……！」

壁山「こ、この子たちが俺達のファンっすかぁぁぁ!!」



予想以上に喜んでる。
歩美ちゃんたちは目をか輝かせて守の前に行き、「サインください!!」とサッカーボールを差し出していた。
守は「おう！」と渡してもらったペンでサインを書いていく。
それを見ていた壁山たちも「次は俺ー！」と言いながら円堂と押し合いをしていた。



数分経つと、ようやく選手みんなのサインをGETしたらしい歩美ちゃんたちが私の前にまた寄ってきた。



……？
どうしたんだろう。


なんて思ってると………。



歩美「Aお姉ちゃんも書いて!!」

A「……えっ!?」



なんで私!?



A「えっと……私は試合に出てないし……何よりマネージャーだし……もらってもいい事なんか………」

元太「何言ってるんだよ!!
俺、Aお姉ちゃんのプレー好きだぞ!!」

光彦「試合に出てなくたって…サッカープレイヤーには変わりないですよ!!!」

A「え……っと………」



歩美ちゃんたちに押されながらチラッと博士の方を見ると……
ニコッと笑って頷いていた。


……これは…書いてやってくれって事なのかな？



A「わかったわかった。書くよ」

歩美「本当ぉぉぉ!?じゃあ、これ使って」



歩美ちゃんに渡されたペンで、サインぎっしりのサッカーボールの開いてる所に書く。



……うーん…何て書こう。
こう、難しいのはサインとしては嫌だしねぇ……。

よし。


ペンをしっかり握って書き始める。



A「…はい！」

歩美「ありがとう!!」

元太「いっぱいもらったな！」

光彦「はい！これは少年探偵団の部室に飾っておきましょう!!」



私が書いたサインは―――――





『サッカーは出会いの切り札！』





…今思うと、結構恥ずかしいこと書いたな。


でも、歩美ちゃんたちが喜んでるし、いっか。





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