34話 ページ36
秋side
ハーフタイムに入ると、Aの携帯が鳴り、Aはどこかへ行ってしまった。
円堂「…?どうしたんだ?」
秋「誰かから電話がかかってきたみたい」
円堂「そっか…」
Aが携帯の画面を見た時、一瞬表情が固くなった気がした。
A………。
また一人で解決しようとしてるのかな………
そんなことを考えてると、浮かない顔をしながらAが戻ってきた。
秋「A……顔色悪いけど……大丈夫?」
A「へっ!? あ、ああ……大丈夫……」
「大丈夫」って本人は言ってるけど、絶対大丈夫じゃない。
いったい、何を言われたの?
Aside
ベンチに戻ってくると、もう試合は始まっていた。
相当顏にでたたみたいで秋に「顔色悪い」と言われてしまった。
……気づかれるわけにはいかない。
一郎太は守に言えって言ってたけど………
無理だよ。巻き込めない。
A「はぁーあ……」
秋「………」
春奈「A先輩、やっぱり何か抱えてますね……」
冬香「なんだか嫌な予感……」
*
試合も無事終わり、何とか勝てた。
円堂たちはみんな笑顔で喜んでるけど……私はあの中に入れない。
どうしても、さっきの電話の事が気になってしまうから。
一人ポツンとスタジアムの入り口で立っていると、見慣れた人達が。
「あ!Aお姉ちゃん!!」
「本当だぁ!!」
タタタタ…と駆け寄ってくるのは少年探偵団の子たち。
そのそばには阿笠博士と哀ちゃん。
A「あれ……どうしてここに?」
歩美「どうして…って!決まってるじゃない!!」
元太「俺達、イナズマジャパンの試合見に来たんだぜ!!」
光彦「Aさんのプレーを見れなかったのはちょっと残念ですけどね……」
A「あはは……」
女子はないんだよね、大会。
FFの時も私はずっと、マネージャーだったし。
元太「それよりすごかったなぁ!!」
光彦「はい!豪炎寺さんの技、かっこいいです!!」
歩美「鬼道さんの判断もすごいよねー!!」
それを本人に言ってあげなさい。
普段は憮然としている鬼道でも…素直に喜ぶでしょ。
・
73人がお気に入り
「名探偵コナン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モンド(プロフ) - 続編がんばってください!wktk (2015年4月29日 19時) (レス) id: 7fcbc0036e (このIDを非表示/違反報告)
メ〜メ〜 - 風丸と夢主ちゃんのイチャイチャシーン見たいです (2015年4月29日 18時) (レス) id: 84e41f2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - すごくみんな優しいて、かこよくて、さいこうです(≧∇≦)彼女ちゃんも仲間ために、すごくいい、事件は毛利さん、解決するのか、次回楽しみに (2015年4月29日 16時) (レス) id: 3ae03fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
空中浮遊 - あ、あれ?冬花ちゃんの存在は・・・・・・← (2015年4月25日 22時) (レス) id: e8df5f8652 (このIDを非表示/違反報告)
メ〜メ〜 - めっちゃ面白いです (2015年4月25日 19時) (レス) id: 84e41f2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:☆りんご☆ | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/kakusokana/
作成日時:2014年5月2日 23時