【イナイレ】11人目のストライカー【名探偵コナン】

29話 ページ31

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Aside


合宿場に戻るまで、私は目暮警部たちが調べたことを聞いていた。



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目暮「コナン君が指摘してくれた5人について早速調べてみた…白鳥君！」


白鳥「はい…まず、森山さん…
今回の爆破事件で番組の視聴率がハネ上がり、部長降格のピンチを免れたようです…」


目暮「まさに事件様々と言うわけだな…」


白鳥「次に香田さん…
彼女も昨日のスクープ写真で社会部への復帰に一歩近づいたようです…」


小五郎「これも事件のおかげというわけですな…」


自分でやったにしては…事が大きすぎるよね。


白鳥「次に榊さん…
現時点では、特に東都スタジアムを爆破する動機は見つかっていません…
ただ犯人の動機が、毛利さんへの挑発的行動から始まったと考えると…榊さんは、大学時代のオウンゴールを毛利さんに冷やかされたそうですね…」


小五郎「あっ…


―――『あ―――――――!!オウンゴールの榊だ!!』」


A「えっひっどー…！榊さんだって頑張って点入れようとして焦ちゃっただけかもしんないのに!!」


ほんと、お父さんって無神経だよね！
良く探偵になったなぁって今でも思うよ。


小五郎「べ、別に俺は冷やかしたわけじゃ…それに奴は笑ってたぞ!!」


笑ってたって…


白鳥「まあ、顔で笑っていても内心は…という事はままありますから…」


A「お父さんはもうちょっと人の気持ちを考えなきゃ！」


小五郎「…………」





それから犯人である疑いの人の情報をたくさん聞いた。
一番怪しいと刑事さんが言ってたのは…中岡一雅さん。
(すいません、省かせてもらいます)




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A「中岡一雅さん……か」

秋「？ なんか言った？」

A「あ、いや別に何も！」



しまった……
今ご飯食べてるんだった。



私はさっきのひとり言を悟られないように、ｶﾞﾂｶﾞﾂとご飯を食べた。




円堂「あ、そういえば……Aがいない間に決まったぞ！」

A「？ なにが？」

円堂「次の対戦相手！」

A「!!」



そ、そうだ…

事件の事ですっかり忘れてたけど……もうすぐで試合だ。



円堂「カタールだって！」

A「………」



もし、次試合する会場にも罠が仕掛けられたら？


……私はみんなを守ることができる？







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