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無邪気な笑顔に ページ3

______________

Aside

その日私は、無一郎と屋敷でのんびり

する予定を立てていた。

『はい、無一郎。朝ごはん((というか昼ごはん

だけど』

朝からやってしまって布団を出る頃には

太陽が真上に来ていた。

「うん、美味しい。A大好き」

『それはよかったよ』

本当、何も無ければこんなに平和なのに。

別に今の付き合い方に不満があるわけじゃ

ないんだけど、なんというか...

ほかの恋仲とは、少し違う...___

「A?どうしたの?早く食べないと

冷めちゃうよ」

『あっ、うん!いただきます!』

______________

『また折り紙?』

「うん。Aの分も作ってる」

私たちは任務がない時はいつも

無一郎の屋敷の縁側で折り紙を折って

遊ぶのは定番だった。

無一郎は紙飛行機、私は折り鶴や風船を

作っていた。

『今日すごくいい天気だなぁ』

散歩にでも行きたいなぁ

「いまA、散歩行きたいって思った?」

『どうして分かったの?!』

「だってA、顔にすぐ出るもん」

はにかむように笑う無一郎

無邪気な笑顔につい、きゅんとしてしまった

可愛い。まだ無邪気な男の子。

「じゃあ後で町の方散歩しに行こっか。

甘味処でお団子も食べようね」

そういうと無一郎は紙飛行機を折り始めた

______________

『やっぱり、町は人が多いね〜

迷子になっちゃう!』

「だからAが迷子にならないように

こうやってしっかり手を繋いでるんでしょ」

『えへへ、ありがとうっ』

外を歩く時は必ず無一郎と手を繋ぐ

最初の頃はすごく恥ずかしかったけど

今はほかの柱の前でも平気で繋げるように

なってきてる。。

「ここの甘味処行こうか」

『うん!...あ!みたらし団子ある!』

「A、子犬みたいな顔してるよ」

『あっ、つい...!』

左手で口元を隠す

美味しそうで口元がゆるゆるになってる←

「もう。...可愛いんだから」

隠していた左手を掴み剥がされ

唇と唇が重なる

『ッん!』

「ふふ、我慢できなかった。ごめんね」

頭を撫で、優しく微笑む無一郎

またその顔にきゅんとしてしまう

本当に、ずるい!

______________

「みたらし団子と三色団子です」

『ありがとうございます〜っ!

みたらし団子〜〜〜っ!!!』

「だから子犬みたいに目をキラキラさせないでよ

可愛いなあ」

______________

美味しそう→←嫌いって言ったから



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ブリザード - 依存している無一郎も可愛いな…(*´ω`*) (2019年11月19日 18時) (レス) id: 068d6b92b6 (このIDを非表示/違反報告)
もち - 無一郎に愛されたいとかわかりみ (2019年10月25日 6時) (レス) id: 554c37e95f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凜檎姫 | 作成日時:2019年10月11日 23時

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