好き過ぎて殺しちゃうお話 (ページ2)

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嫌いって言ったからページ2

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Aside

体が、重たい。

ズシッと...何かに抱きつかれているような...

体が起こせれないッ

太ったのかッ！！！

「んん....A...？」

って思ったら本当に抱きつかれてました。

『ちょ、無一郎重いッ』

「え～.....嬉しいくせに」

くっそ！！さすが男の子！！
力が圧倒的な事で！！！

『無一郎離して～～』

「やーだ」

意地悪そうに言うと耳朶を優しく触られる

ふわふわした感覚に体が身篭る

「どうしたの？...耳朶触られるの好き？」

『きらーい！！もー嫌い！無一郎嫌い！』

「え....？」

無一郎の声のトーンが急激に下がる

「A....もう１回言って..？」

『いや、あの....えっと.....』

あ、し、死ぬ、死ぬ、死ぬ！！

「僕の事が嫌いって言ったよね......」

無一郎が私の腕を掴み、床に押し付けて

馬乗りする。

腕を掴んでる手の爪が食いこんで

めっちゃ痛い。これ痕付くよ絶対()

『無一郎痛いってば..』

「ねぇ、答えて。嫌いって言った？」

『.....はい』

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『ッい、痛いっ、無一郎！やめて！！』

「やめない。痛がってるAも可愛いよ...」

『っく...ぅ、ご、ごめんなさ..っ、許し...ッ』

ﾎﾞﾛｯ

「あぁもう、泣かないでよA...
怒ってはないよ...だから泣かないで？」

『ッう....』

「でも嫌いって言った罰は、ちゃんと、ね」

『ッい、ぁっ、っ！！』

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「っふふ...A...」

無一郎が満足気な顔をして私の頭を撫でる

「怖かったね、苦しかったね？
でもAはいい子だから...もうしないよね...」

『も、もう言わない...言わないから....』

「うん、いい子」

__...あぁ、怖い。やっぱり無一郎は
私に依存し過ぎている...___