世界を救う能力者たちの日常【日/常/組】 (ページ36)

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死神side
あれから2日たった。

僕たち3人は病院に泊まってて、2人の看病は交代でするようにした。
お医者さんが僕たちのために休憩室のような場所を貸してくれたから、僕は今からご飯を食べる。

ぺいんとさんは特に悪いところもない。
多分重度のエネルギー切れだから今日明日くらいには目が覚めると思う。
Aちゃんは…、命に別状はないけどいつ目覚めるかは分からないらしい。
命が助かったこと自体、もしかしたら奇跡かもしれなかったくらい最初は体調が悪かったみたいだったから、よかったけど…でもなんかやっぱり不安だなあ…

と思ってたら、走ってくる足音が聞こえた。

ガラッ！！

し「クロノアさん、何かありました？」

ク「ぺいんとが起きた」

し「えっ！行きます！！」

ク「一緒行こう」

ぺいんとさんの病室まで全力疾走。
走るの苦手だけどいまはそんなの関係ない。

ガラガラッ

し「ぺいんとさん…」

ぺ「死神！」

し「うわああああぁぁぁぺいんとさんだぁー！本物だぁぁぁ泣」

僕はぺいんとさんに涙目で抱きついた。

ぺ「いやいたいいたいいたい！笑」

ト「ぺいんと、体調の方は大丈夫なの？」

ぺ「俺自身めっちゃ元気だし、お医者さんももう退院しても大丈夫くらい異常ないって言われたから平気。それにしてもまじびっくりしたよ。起きたら病院なんだもん。まじ死んだかと思った」

し「詳しい話とか聞いたんですか？」

ぺ「クロノアさんとお医者さんから聞いたよ。なんかダークぺいんとに乗っ取られてめっちゃ大変だったことも、それのせいでAちゃんが倒れたことも、容態も、クロノアさんのおじさんが俺らを助けてくれたのも。」

ト「«あのこと»は？」

ク「まだ言ってない。」

ぺ「？なんのこと？？」

ク「ぺいんと、Aはぺいんとの実の妹らしい。」

ぺ「え？マジで言ってるんですか？」

主にクロノアさんが、Aちゃんのこと、両親のことについて話してくれた。

ぺ「そうだったんだ…全然わからなかった…ていうか俺も、明日からAちゃんの看病手伝いたいです」

ク「じゃあ、4人集まったことだし病院に泊まる人と家に戻る人に別れよう。おじさんが車を出してくれるらしいから移動はすぐ出来るし、落ち着いて休んでおいた方がいい。あと森で敵が出た時を考えて…まあ、でないとは思うけどね」

し「わかりました。じゃあチーム組みましょう！」

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ごめんなさいっ！