世界を救う能力者たちの日常【日/常/組】 (ページ31)

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私たちはそこで、一般人たちの騒動が収まるのを待っていた。

し「静かに…なりましたね」

ク「もう夜の3時だし、これだけ出てこなければここにはもう居ないと考えることもできるからな」

『外…出ますか？』

ク「それの方がいいかもしれない。こんなチャンスが明日来るとも限らないから」

ト「みんな、収まるまでしっかり休憩もできたし、今日行くべきなのかもしれないですね」

『わかりました』

ク「いこう。」

カチッというボタンの音の後に、床が開かれた。

し「もう家の中まで真っ暗ですね…」

ト「今はぺいんとがいないから、1人1本ライトを持っときましょう。」

1人1本ライトを持って、私たちは外に出た。

『どこに行ったら…ダークが出てくるんでしょうか』

ク「…。多分ダークが出てくるのはこの森の中だと思う」

ト「とりあえず警戒しながら歩きましょう。いつでも戦える状態にしときましょう。」

どれくらい歩いただろうか、多分森を2週はした。

し「なかなか来ませんね…」

『暗いほうが闇の力的には使いやすそうですし、夜中に出そうな感じはしますけどね…』

ク「そろそろ家の方向に向かってもいいかもしれない。」

ト「早く出てこいよダークっ…。」

ふふっ…
呼んだ？

「「「『！？』」」」

し「ダーク！！」

『どこっ！？』

ダ「さすがに一般人の奴らではくたばらないよなぁーもう諦められてもいいんだけど？」

そう言いながらダークは暗闇から出てきた。

ク「残念ながらぺいんとを返してもらうまでは諦めない」

ダ「へぇ。どうやって返してもらうわけ？物理攻撃なんかしてたらこのだーいじなぺいんとくんの体を傷つけるだけだよ？」

ダ「ふふっ…悔しい？A。」

『っ…。』

ダ「まさか、まだ生きてるとは思わなかったよ。まあ、お前にももう今から、ここで天国に行ってもらおうと思ってるんだけどねー笑」

『へぇ…。

じゃあその言葉、今からそのまんま返してあげるよ。』

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