世界を救う能力者たちの日常【日/常/組】 (ページ14)

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目を開けると窓の光で明るくなった木の壁。
自分が眠ってるのはふかふかのベッド。

こんなに心地よく眠れたのはいつぶりかな。

『ふわぁ･･･』

そんなことを思いつつ目が覚めた。
肌触りの良いパジャマを着ていた私は、タンスの中にあった動きやすそうな服を出す。

部屋の掛け時計を見ると８時２０分。早いのか早くないのかはわからないが
家全体が静かなのがわかる。

まだ誰もおきてないのかなーと思いつつ静かに階段をおりる。

耳を澄ますとリビングからテレビの音が聞こえた。

ガチャッ

ドアを開けるといたのは･･･。

クロノアさんだった。

『おはようございます。クロノアさん』

ク「おはよう。Aさん」

『べつに「さん」なんてつけないでいいんですよ』

ク「なんてよんだらいい？？」

『呼び捨てか「ちゃん」づけで･･･。』

呼び捨て、なんかいいつつ、ちゃんとかでくるだろう。

そう思った瞬間

ク「じゃあA」

『ふぇえ！？』

まさかの呼び捨てに変な声がでてしまった。
きっと顔が真っ赤になってるだろう。
だってこんなにかっこいい人に呼び捨てされてるんだもん。

ク「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

『え！？ちょ、えっとその～～！』

クロノアさんが爆笑してる。
はじめてかも。クロノアさんが大笑いしてるのを見るの。

ク「冗談だよｗAちゃん、でいいでしょ？ｗｗ」

笑いながらクロノアさんが言う。

『いや、呼び捨てでも･･･ぜ!全然だ大丈夫なんですけど！！』

なんでだろう。なんかあたふた。

ク「ｗｗｗｗｗｗｗ」

またクロノアさんが笑ってる。
ちょっとうれしい。
いや、結構うれしい。

『なんかすいません･･･。』

ク「ｗｗｗ
　おもしろいんだね。

　Aって」

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結果
クロノアさんからは呼び捨てです。笑