世界を救う能力者たちの日常【日/常/組】 (ページ2)

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ピピピピピピピピピピピ！！！

いやなセンサーの音が鳴り響いた。
　
　『最悪っ！』

走って追いかけてくる人々。
逃げなきゃ。

急いで方向転換して、全力疾走。

なんで世界を救う能力者が追われているのか･･･。

そう、あれは20年くらい前なのかな。
いままで能力者はみんなに信頼されてたらしい。

私は知らないけど・・・お母さんからきいた。

とある一人の能力者が、この世界を支配しようとしてる
「闇の世界」のやつにのっとられたらしい。

そしてそいつは・・・
闇の世界の王になったらしい。
なんでかはよくわからない。

それでこの世界を支配しようとしたんだって。
そいつは結局闇の世界に帰ったらしいけど。

人々は
能力者が闇になんかなってどうする
とか
人々をたすけるんじゃないのか
とか。

当時までのっとられる、なんて一切なかったからか、
能力者たちの話にもまったく耳を向けずに
変なうわさを人々はひろげていったって。

もっと話は長かったけど・・・。
小さかったからおぼえてない。

－能力者たちを生かしてはならない。

そんな考えが広まって。
こんな状況。

能力者の血で反応するセンサーが町のあちらこちらにつけられる有様だ。

正直わけがわからない。

能力者が全滅したら、この世界はどうなるか知らないくせに。

でも。そののっとられた能力者は･･･。
　『うわっ！？！？』

走り続けて、森の入り口まできた。
周りは木。
そこに大きなドアがあった。
森にはいるためのドアらしい。

人の走る音が聞こえてくる。

あぁ。
もう終わった。

そう思った瞬間。

ドアがゆっくりひらいた。

　『っ！？』

びっくりしたけど･･･
私は迷わずはいりこんだ。

まて！

と何十人もの人が追いかけてくる。

やばい！

そうおもった瞬間ドアは勢いよくしまった。
森のそとにいるひとがドアをこじ開けようとしてる。

いつひらくかわからない。

誰の森かわからないけど、ドアに感謝しつつ、私はそのまま走り続けた。

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次回から実況者さんだします！