【REBORN!】彼はモブ人生を送るはずでしたが、現状に満足しているようです

転生47 ページ8

「…」



『……』



ｶﾞﾝｯ



『いってええええええええええええ！！！！！』



俺の頭に容赦なくトンファーが振り下ろされた
確かに突然ね……その……キス…した俺も悪いけどさ、トンファーはないと思う
殴った本人は相当怒ってるんだろう、ベッド端に座りこみ顔を背ける



『あ、あの恭弥さん…?』



「……なんであんなことしたの」



『………恭弥が好きだからだよ』



恭弥の肩がわかりやすいほどはねた



『俺達は男同士だし、こんなこと思っちゃいけないということはわかってる…だけど………それでも俺は…！』



『恭弥の事が好きだ』



言った…言ってしまった
相変わらず恭弥は顔をうつむかせたまま動かない
ゴメンと呟いて俺は部屋を出た



俺はそのままホテルを出て、目的もなく歩き続けた
頭の中は後悔の2文字がぐるぐると渦まいていた



いつの間にか何処かの裏路地にいた
異様な雰囲気を放つそこから離れようと振り向いたとき男が立っているのに気がついた



「君が……A君だね?」



『…誰だお前』



「僕?僕は白蘭だよ♪」



この出会いが未来を大きく変えていった

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