13∇カラオケ ページ14
修了式が終わり、皆でカラオケに行くことになった。
A:｢なんか皆、上手そうだな｣
松:｢上手くもなければ下手でもないし、なんか中途半端な奴もいるけどね〜｣
半:｢んなっ!俺のことか!?｣
松:｢……と、風丸が言ってました☆｣
風:｢(がしっ)爆弾を落としてどこに逃げるつもりだ？マックス？｣
賑やかだ…私にもこんな日常、あったな…
なつかしい…
春:｢あ、着きましたよ！｣
皆わらわらと入っていく――そして広い部屋に入って、マイクを持った春奈ちゃんはこう告げる
春:｢皆さん、何でもいいから驚くようなのを歌ってください!選曲でも良し、高得点を叩き出すのも良し、出来なかった人は罰ゲームですよ｣
元々カラオケ自体乗り気じゃなかった豪炎寺辺りが青い顔になった。
私もどうしよう…アニソンとか歌えば良いのかな……そういう趣味、あって良かったな。私(笑)
春:｢じゃあ、トップバッターはA先輩！｣
鬼:｢……すまんな。蓮陽。｣
ならお前が行けよ
ってか出オチマスターになれと？
まあいいか…
選曲はGod Knows…(涼宮ハルヒの憂鬱より)で良いかな…
カタカナ読みで｢ゴッドノウズ｣だし(笑)
歌いだしたらザワザワ、曲名みてザワザワ、なんか上手かったらしく歓声的なものが聞こえた。
その後も皆続々と歌い、はっちゃけている皆と笑いあって、
案の定罰ゲームを受けることになった半田をイジって、
隅っこに隠れる豪炎寺にタンバリンを持たせて、
楽しかった
幸せだった
ずっと続けば良いのにって、
何度思ったかな…私
秋:｢Aちゃん!最後しめて！｣
A:｢ああ、ありがとう。じゃあ曲は…｣
帰り道(化物語より)
私は歌い始めてた
そういえば私、ここに来てから良いことだらけだ
皆に出会って、仲間だって言ってくれて
でも今日で終わりだ
もう…帰らなきゃ
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作者名：レフィル
