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12∇また明日 ページ13
それから―数日がたった。毎日学校に通って、たわいもない話をして、部活をして
嘘みたいに楽しくてあっという間の時間だった
明日は長期休暇に入る前の修了式。午後からは部活もないそうだ―――でも、今日でちょうど1週間。
帰らなきゃ
でも、あと１日だけなら―
あと１日だけ――時間をください――神様
そんなとき、電話が鳴った
A:｢秋ちゃんからだっ｣
秋:｢もしもし？Aちゃん？明日、サッカー部の皆で午後から遊びに行こうってなったんだけど……来ない？｣
A:｢行きたい｣
秋:｢ほんと!?やった〜!どこ行くかは明日知らせるね!じゃ、ばいば〜い!｣
A:｢うん…また、明日｣
１日だけ…１日だけ
私に猶予をください
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作者名：レフィル
