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『久しぶりです』
「ああ、よく、無事だった」
絞り出すような声、まあ無理もないか、今までずっと失踪してたんだし
「だがしかし、その姿は何だ」
『メアリー母さんこそ、かわいらしいお嬢さんだこと』
「待ってママ！この人だれ？」
ア、ままっこなんだ、可愛い
「ああ、紹介しよう、赤井家長女、凛音の双子の姉の宮野Aだ」
『長女です』
「え？え？」
まあそうなるわな
「僕の、お姉ちゃん？」
「ああ、今まで疾走してたが、相当なことがあったらしいな」
『えへ、』
まあ残りの妹の会えたし、よかったよかった
『んじゃ、真純見たので帰ります』
「相変わらず急だな」
誰に似たと思ってるんですか育ての親さん
「じゃあA」
『なんですか？』
「、、、くれぐれも、死ぬなよ」
『ﾌｯ、気を付けますねー』
パタンとドアを閉めてホテルを出る
『やっぱ育ての親だからわかるのかな？』
「何が？」
のんきな凛音の声
『なんでも、死ぬなって言われたよ』
「私も言われた、それ、」
『やっぱり！』
うし、このまま向かったらちょうどいいかな？
タクシーを呼び、目的地を告げる、
『凛音、急いでその組織についての書類丸暗記して』
「人使いあら！」
『って言いながらもやってくれるしょ？』
「持っちろん！私たちも今向かってるからちょっと待っててねー」
うん、うちの妹優秀！天才！
『ところで、ストーカー被害にあったって聞いたけど』
「ゲッ、だれだよばらしたの」
『聞こえてんぞ』
まあ志保から聞いたんだけどね
「しめたから大丈夫だよ、じんぺー君が」
『マジか、、、』
うーん、まあいっか
「でも悪いよね、この奇麗な顔は変装なんだから」
『元の顔もかわいいから大丈夫』
「やった〜」
可愛い、１００点
『死ねスコッチ！』
「お嬢ちゃん！？」
ア、タクシードライバーさんの存在忘れてた
『ただの発作ですのでお構いなく』
「そ、そうか」
「お、お姉ちゃん？」
ってことは私、さっきから一人でぶつぶつ言ってるやばい奴じゃん
気をつけよ
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作者名：リンネ x他2人 | 作成日時：2023年6月24日 10時
