検索窓
今日:24 hit、昨日:6 hit、合計:4,295 hit

78 ページ33

「莉桜さん、おはようございます」

『朝から変装楽しそうだね、昴さん』

「そちらこそ若返って楽しそうですね」



朝から嫌味を言い合う居候組、



「組織に敵対していた組織が日本の警察につかまりかけてるらしい、何か知ってるか?」



いきなり赤井秀一出すなよ、びっくりするじゃないか



『さぁ?今日は出かけるね』

「ほう」



怪しげな目を向ける兄を無視して洗面所に向かう



「どのくらいに帰ってきますか?」

『凛音に遅らせるから心配しなくていーよ』

「凛音の行方を知ってるんですか?」

『さぁ』



声のほうに手を伸ばせば、ふかふかのタオルが手渡される




『まぁ心配しなくてもいいよ、みんな生きて返すから』

「、、そうか」



今日は、どの服にしようか



「黒はどうですか?この黒のワンピース」

『当てつけかな?』

「あなたの中にいまだに残っている彼女を完全に捨ててきたらいいですよ」

『あいよ、行ってくるわ、おにーちゃん』

「はい」



黒のワンピースに黒のバンダナ、ヘッドホンと、完全に今までの服装の私は家を出た



ヘッドホンに手を当て、耳を澄ます



『凛音?準備は?』

「せっかくの休みだったのに〜」



そんな声に続いてなだめるような口調の声が聞こえる、絶対スコッチいるだろ



『今度チョコ買ったげるから』

「マジ!やった〜」



んでもってちょろ、大丈夫かこの子?



「はい、お姉ちゃんのヘッドホンハッキング完了、いつでも通話オッケー」

『さすが私の妹』



そんな会話をしながらもとあるホテルへ向かう




『で?今日はどれできてるの?』

「ああ、彩希だよ!」

『胡散臭い黒髪糸目キャラ、、、』




凛音の変装した姿は、黒髪ロングの糸目キャラ、何となく苦手なんだよなぁ



『まぁいいや、服は?』

「うい、おいてありまーす」



確かにそのホテルには黒のおワンピースの届け物があった、こっちもまた嫌がらせかな?




ホテルのとある一室の戸をノックする



「はーい?、、、だれだい、君?」

『はじめまして真純、メアリー母さんはいる?』

「!、、、何もんなんだい?」



殺気駄々洩れ、この子が私の妹かぁ



「よせ真純、そしてあがれ、A」

「え!?」

『はーい』



許可をもらったのでとりあえず部屋に入る

79→←77



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リンネ x他2人 | 作成日時:2023年6月24日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。