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凛音はその組織によって都合の悪いことまで記憶してしまった
組織のボスと�癸欧里海箸鬚�
だから凛音は組織に消されかけたの、だから私は凛音と逃げた
明美と志保はダメだった、会うことすらかなわなくって、しぶしぶ二人で逃げ出した
そしたら偶然、お母さんのお姉ちゃん、メアリーさんにあったの
事情を聴いたメアリーさんは私たちを養子にしてくれて、それから二年はメアリー母さん、務武父さんに秀君、吉君、と一緒に暮らしてた
けどこっちの生活も持たなくて、とうとう組織に見つかった
だから私は自分の才能を使ったの、殺しの才能、おかげで凛音を無事逃がせたし、私もこうやって生きてられてるんだ》
秀君、赤井秀一の事か、凛音が前にいとこだと話していたしな
《そんなこんなで私の説明終わり！次は今いるこの家について話すね、
ここの家の家主は降谷零君！なんか付き合うことになって同居することになった、ここだけの話、私はまじめに零君のことが好きなんだ〜
これ零君に読まれたらどうしよ、
でもまあそんな感じで一緒に住むことになったかあら何となく日記をつけてみることにしたんだ！》
付き合っていた？同居まで？僕と彼女の関係は何だったんだろう、
でもこれだけは言える、僕は彼女に恋をしていた
ただなぜ彼女の記憶がないのかがわからないな
それにAという名前、どこかで見たことがある気がする、つい最近
わからない、それに凛音の姉の話は一切しらないし
不思議に思いつつ紙を一枚めくった
しばらくは特に目立ったことは書いてなかったが毎日欠かさず何か一言書いていた
零君が返ってきた！さっさと寝かせよ！
今日は零君のハンバーグ！世界一おいしんだよなぁ
零君からオレンジジュース禁止令が出た、ちょっとジンの髪をみつあみにしてバーボンのせいだって言っただけなのに
零君さいきん帰ってこないな、電話で声聞きたいけど迷惑だもんね
零君の夢を見た！なんか女の子になってたけど縁起いいね！
といっても僕の事ばかり、僕は本当に愛してもらっていたんだな、としみじみ感じた
そしてしばらくページをめくったところでふと手が止まった
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作者名：リンネ x他2人 | 作成日時：2023年6月24日 10時
