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《この日記を読むのが誰なんだろ、
凛音や明美、志保とか？あとは秀君とか吉君かも、
もしかしたら人やウォッカやベルモットたちかもだし
見ず知らずの人間かもしれない、
私がいる何十年後の人とかだったら面白いな、でも一番読んでほしいのは零君かな？》
やはり、これを書いた人は凛音の親戚なのか、宮野と書いてあったし
それよりこいつは組織のことを知っている、それに
「零君」
確かにそう書かれている、偶然ではないだろう、これを書いた人は確かにここに住んでいたに違いないから、
《まあ別に誰でもいいんだけど、
この日記は私が零君の家に来てからの出来事とかを書いていこうと思うの、だからまずは自己紹介だね
私の名前は宮野A、カーディナル、とも呼ばれてるけどね
本来の家族構成はエレーナお母さんに、厚司お父さん、
私が長女で双子の妹の凛音とそのまた妹の明美、そのまた妹の志保の六人家族なんだ、田舎の病院で暮らしてた》
凛音の姉？凛音に双子の姉がいるなんて聞いたことがない、でもエレーナさんを知っている、どういうことだ？
《でもそんなある日、志保が生まれたころ
怪しい組織に騙されて私たちはその組織に入ることに、お母さんとお父さんは殺された
志保と凛音は組織の研究者として、凛音はブロンクス、志保はシェリーってコードネームをもらって、
私は、カーディナルとして組織の幹部として過ごすことになった、
明美は人質みたいなもの、たまには会えたんだ》
凛音が組織の一員、嘘ではなさそうだ、
ブロンクスというう名は聞いたことがあったから、幼いながらも研究者メンバーに入っていて、記憶を消す薬を完成させた天才
特徴は金髪にオッドアイ、たしかに前までの凛音と一致している
《そのころの私は人を殺したりしてなかったんだけどある日、凛音の特殊な目を使ってある実験が始まったの、
凛音の目は特殊で、一度見たものを忘れなかったり、
遠いとおころから小さいビーズを見つけられたり、物をゆっくり見れたりとそれはもうすごくて
それに加え頭もよかったから特定の人間の情報さえあればそいつの行動パターンなどがわかったりするの
組織はその力に目をつけ、凛音はこの世の膨大なデータを記憶した、そこまではよかった、けど
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作者名：リンネ x他2人 | 作成日時：2023年6月24日 10時
