赤と緑の天才さん2 (ページ15)

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～NO

「え!?、、、優ちゃん！子供が！血！」

「どうした有希子、、、これは、、、、、」

「けがしてるわ、とりあえずうちに運びましょう」

「いや待て、とりあえずは近くの知り合いのアパートを借りよう、この少女、何かありそうだ」

～A

目が覚めると、見覚えのない空間

『え？ここどこ？』

勢いよく起き上がったものの腰のあたりがとても痛い、肩と太腿もだけど、

そんな風にパニクっていると部屋のドアが開いた

「あら、あららら！優ちゃん！起きてるわ！」

「有希子、起きたばかりなのにそんなに大声を出すな」

ヘッドホンがなかったためよく響いた、頭痛い
ってかこの人たち誰？すごくおっきい

「きみ、名前、、、なるほど」

その静かな声にまで顔を渋らせた私に、男の人が私にヘッドホンを差し出した

とりあえず受け取って耳につけてみる、

「きみは、耳がいいのかい？」

『はい、あなたたちは？』

男の人と女の人は互に顔を見合わせた

「私は工藤優作、こっちが妻の有希子だ」

『宮野Aです』

「そうか、では一つ質問だ、君はあそこに傷だらけで一人いた、何があったんだ？」

あ、そうだ、思い出した

私死んだんだった、ここは天国？いや、そんな風にも見えないな

「では質問を変えよう、君は何者だ？」

そういって優作さんが鏡を差し出してきた、それを受け取り自分の姿を見る

『え？』

そしてこれまでにないほどに動揺した、

似た目が小学一年生の子供になっていたからだ、
よく見れば瞳がどっちとも緑になっている、あの時零君といたいって言ったからか？いや今はいい

『え？子供？どうゆうこと？』

「反応を見るに、君も幼児化したのか」

『え、もしかして私死んだ？』

「生きている」

うそ、まじめにちっちゃくなってる

「自分で言うのも何だが、私たちのことは信用してくれていい、だから話してくれないか？君について」

この人は、信じれる、きっとそのお反応からして周りに私と同じく小さくなった子がいるのだろう、そして組織のことを知っている

『私はカーディナル、組織の殺し屋だった』

普通の人ならまず信じない、その言葉を優作さんはうなずいて聞いてくれた