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コンコン
「！」
静かだった部屋に突然鳴り響くノック音。無意識に肩が小さく揺れ、ビクリとした。
体は動かさずに視線だけを音がした方向…扉へと向ける。
『A？はやくしないとウィルにドヤされるワヨ』
扉の向こう側から聞こえたのは、とても聞きなれた、問題しか起こさない同僚のものだった。
もうそんなに時間が経っていたんだな…と思いながら、適当に返事を返す。
「今行きます」
相棒のデスサイズを胸に抱え、静かに扉を開けた。
＊＊＊
「遅かったですね」
部屋から出てしばらく歩くと、回収課の扉の前にメガネを押し上げながら不機嫌そうに言葉をかけてくるスピアーズがいた。
「……」
「ウィル〜♡アタシのこと待っててれたのネ！」
「……まとわりつかないでください！！」
「……はぁ」
いつも通りの会話を聞きながら、今日の仕事を確認する。
＿＿＿…今日は確か、サーカス団にスピアーズと潜り込む予定だ。近々、そのサーカス団絡みでたくさんの魂を狩る仕事がある。
害獣から魂を守るなんて、とてつもなくめんどくさい。この仕事、早々に終わらせなければ…
Aはそう思い、いまだにうるさい同僚達をおいて自分の机に向かった。
＿＿＿…この1件で、運命の歯車が、大きく回り始めたことに気付かずに。
＊＊＊
「気を付けてねぇ…？伯爵、魂は1人ひとつ。それを忘れちゃいけないよ……" 彼女 "にもよろしくね」
「…？」
「坊ちゃん？いかがしました？」
「…なんでもない。行くぞ、セバスチャン」
「……？御意」
運命が、大きく回り始めた＿＿＿＿
続く (更新停止中)
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チョコプリン(プロフ) - 坂竹会長さん» いつもコメントありがとうございます！励みになります！！ (2018年7月2日 19時) (
レス) id: 2ef6026359 (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - 凄く夢主ちゃん好みです。 更新頑張ってください。陰ながら応援させていただいているので、。ガンバです((何様。 失礼しました。 (2018年6月20日 6時) (レス) id: cf1caa7fcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルミ x他1人 | 作成日時：2018年5月2日 22時
