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赤
その日から、俺たちは彼氏と彼女っていう関係になった。
高校３年生の秋頃。
俺とともはもう推薦で大学が決まってた。
もちろん、同じ大学。
頭はまぁまぁいい。
ともが1番で俺が2番。
小瀧と流星は10番以内には入ってるから、
同じ大学の予定。
｢なぁ、今日はどこに行きたい？｣
｢だいきが行きたいところでええよ？｣
｢俺はともがいきたいところがいいなぁ｣
｢じゃあ、だいきのお家行く！｣
｢わかった。行こっか。｣
.
.
｢お邪魔します。｣
｢いらっしゃい。｣
｢今日はおかんもおとんも居らんからゆっくりしてってな？｣
｢うん！｣
ともの笑顔はすごく可愛い。
しかも無自覚にそこら辺の男を虜にしてく。
｢なぁ、とも。｣
｢ん？｣
今は、俺が後ろからともを抱きしめながら座ってる。
お菓子を口に含みながら振り返る姿は幼く見える。
｢だいき？どうしたん？｣
｢今日、昼休みの時話してた男だれ？｣
｢あ、あれ？委員会が一緒になった子だよ？｣
｢ふーん、そうなんや。｣
｢そーだけど、どうしたん？｣
｢同じ委員会の割にはすごい仲ええな。｣
｢そうかなぁ｣
と、ともはこくんっと首を傾げる。
そういうあざとい所が男を惹き付けるのだろう
｢ともは、もっと自分が可愛いって自覚してや？いつも俺がそばにいるとは限らんのやから｣
｢ん、わかった。ごめんね？｣
｢わかったから、それでええわ。｣
ともは甘えるかのように、身体の向きを変える。
今は、俺の上にともが跨がるように座ってる。
｢次は気をつけるから｣
ﾁｭｯ
｢ほんまに、次はないで？｣
｢ん、、｣
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かみやま。(プロフ) - 「風のように」のパスワードを教えて頂きたいです！ (2021年5月5日 14時) (
レス) id: c8db73d961 (このIDを非表示/違反報告)
りと - すごく面白いです! 続きが気になります! (2021年4月13日 18時) (レス) id: d188c25cc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーる | 作成日時：2021年1月22日 20時
