story47___任せて ページ3
ぜ……全落ち……？
それに調べた限りじゃヴィンテージはこんな攻め型じゃないってあった気がするんだけど……
びっくりした……
「ごっ、ごめんAちゃん……！ 攻めすぎちゃった……」
「……大丈夫。それより早くヤグラを取り返さないと」
私達がやられている間にヤグラを取られてしまった。
陣地から奴らを観察してみるが守りが強い……
一人でもやれば大きくこちらが有利になるんだろうな。
そしてヤグラに向かって一回撃ってみる。
すると乗っていたレッドソールが「キャハッ、残念！」と言ってヤグラから降りた。
うわ……柱の後ろに潜んでやがった……
けどカウントは85。まだ大丈夫。
もう一度皆で固まって前線に出た。
私は勿論護衛で後ろにいるんだけど。
「……無駄だ」
ヴィンテージはそう言ってクーゲルを構えた。
同時に他のメンバーも準備をする。
……待って、その陣形は____！
急いで指示を出そうと声を張る。
「後衛まで下がれ！！」
「遅い」
ドドドドドッとインクが出る音がトラック中に鳴り響いた。
Xフォール。
奴らの連携技。
その攻撃は避けられなかったようで三人は巻き込まれてしまった。
くそっ、早くチャージをしてやれば道を作れたのに……！
コイツら前線にすら出させないつもりか……
すると下からはぁはぁと息を切らしている誰かの声が聞こえた。
お兄ちゃんだ。
Xフォールからギリギリ逃げたようで。
でもXのお兄ちゃんですらインクまみれになっていて……
幸い奴らには気付かれておらず。
「あっぶな……イカ速積んできて良かった……」
どうやら僅かにあった自分のインクを辿って避けたらしい。
ダイナモ持ってるくせに凄いな……
そう思っているとお兄ちゃんから話し掛けられる。
耳を疑うような内容だった。
「……A。一人だけでいい。誰かを倒して」
「……は？」
そんな簡単に言われても………
そのままお兄ちゃんが続けてこう言った。
「難しいかもしれない。けど一番の得意武器だろ？
それにAはウデマエはS＋の8。もうXとは大きく変わらない。
一人撃ち抜いてくれれば本当に楽になるんだ」
それを聞いて私は歯を食いしばった。
……そしてコクリと頷く。
「分かった。任せて」
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雪部屋 - めちゃめちゃ好きです！！ヴィンテージくんの攻めなんて私得すぎて…！！とっても好きです！更新頑張って下さい！！！応援してます！！！！ (2021年3月22日 14時) (
レス) id: 12fe43d701 (このIDを非表示/違反報告)
らいむ(プロフ) - とても面白いです！ヴィンテージ君攻めますなぁ…これからも頑張って下さい！ (2021年1月31日 18時) (レス) id: 539bd08d32 (このIDを非表示/違反報告)
懐中時計。(プロフ) - テトルさん» コメントありがとうございます(*^^*)とても嬉しい言葉だ……！！ ご期待に添えるよう頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年4月9日 1時) (レス) id: b2c03daaae (このIDを非表示/違反報告)
テトル(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからの物語がすごく楽しみです！ゆっくりでいいので更新頑張ってください!!!!! (2020年4月8日 18時) (レス) id: c973a355bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：懐中時計。 | 作成日時：2020年4月8日 4時
