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あ「ちょっと怪我しただけだよ。だから水で洗って消毒しようと思って」
笑顔でさらっと嘘をつき、どうにかこの話題を早く終わらせようとする。
基「え、大丈夫？傷口見せて」
陽「あいつらにやられたの？？」
陽菜は私の体のどこに傷があるのだろうと探し始める。
基山君は私に近づこうとする。
あ「ほんと大丈夫！たいした怪我じゃないから！擦り傷くらいだから！」
基「首に擦り傷なんて…こけてもつかないよ？やっぱり怪我させられたんだよね？」
まあ、怪我させられたといえばそうなんだろうけど、
今この首を見せてキスマークだなんてしられたら終わりだ。
そう、キスマークだなんて…！！
あの金髪男、私の左の首筋にキスマーク残していきやがった。
あんなに高速でキスマークつけられたのは初めてだ。
キスマーク自体も初めてだけど！！！！
あ「違う違う。涼野君が暴れてる最中にちょっと巻き込まれただけだよ〜」
何もないですよ風の笑顔で基山君の進行を止める。
基「まったく風介は。周りをちゃんと見ないとだめだよ」
基(風介の喧嘩中に巻き込まれたのが本当だとしても、風介自身のミスで傷つけるはずない……だとしたら故意に誰かにやられたと考えるのが妥当だ。じゃあいったい誰に…？)
ヒロトは倒れている男を一人一人見ていく。
基(ああ)
ヒロトは一人合点がいった顔をした。
彼の視線の先には金髪の男。
その男だけはほかの人よりも傷がひどかった。
基(夏加さんの首筋の傷はここから見ても見えにくいから大きな傷ではなさそうだ。…でも傷つけるのに小さい傷で済ますか？)
もしナイフを首に当てられ脅されていたとして、その際刃があたってしまったのならわかるが、
A自身のおびえ具合、床に刃物が転がってないことからそれはないだろうとヒロトは考えた。
あ(っあ〜〜〜。基山君推理してそう…。ばれる前に言った方がいいのかな〜〜〜。めっちゃ金髪君見てる〜〜)
基(傷の事よりもまずこの状況の説明を聞いた方がいいよね絶対)
基「ねぇ、夏加さん」
あ「は、はいっ」
基「どうしてこんなことになったの？」
あ「あっ、それはですね〜」
Aはほっとした。
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海野莉那(プロフ) - ちーぼーさん» ありがとうございます！ドキドキしてくれると書いた甲斐があります！がんばります！ (2016年8月5日 15時) (
レス) id: 6de7cda624 (このIDを非表示/違反報告)
ちーぼー - すごくドキドキします! これからもがんばってください! (2016年8月4日 19時) (レス) id: 53182a88bc (このIDを非表示/違反報告)
海野莉那(プロフ) - クレマチスさん» 返信遅れてごめんなさい！！ありがとうございます！超ド級のキュンキュンを目指してがんばります！ (2016年6月19日 11時) (レス) id: 6de7cda624 (このIDを非表示/違反報告)
クレマチス - すごくキュンキュンしました！！ (2016年5月29日 23時) (レス) id: 87bfc2f468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉那 | 作者ホームページ：http://blogs.yahoo.co.jp/haruhi_0204mind
作成日時：2015年9月16日 14時
