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鶴丸君は部屋を出ていった。
あ(...?)
ぼんやりしていた頭はだんだん回転し始める。
あ「...ッ!?」
私は大きく口と目を開いた。
あ(添い寝した!?一夜を共に過ごした!?)
いくらなんでもこの事態が普通じゃないことは分かった。
あ「やば...」
豪華客船の一夜に比べ、今回のは、こう...、
自然だった気がする。
あ(慣れてきている!?)
しかもやけにはっきりしてる記憶の中で、
私達は抱き合って寝ていた。
あ(これはどういうことなんだ?何がどうしてこうなった?)
昔からの幼馴染みでも、親友でもない。
まして恋人でもない男の人と、普通一緒に寝るだろうか。
私の考えが一般的なものであれば、
それは異常である。
あ(でも、普通に受け入れてた...)
そう、私は一緒に寝ることを受け入れたのだ。
それはどういうことなのだろうか。
...わからない。
あ(鶴丸君は、何を考えてこんなことを...)
それもわからない。
私と住む世界が違うだけに私の常識では測れないのだ。
あ(男子とこういうことしようなんて考えたこと無いから混乱する...)
あれこれ考えながら、ベッドの上をゴロゴロしていると、
携帯の通知が入った。
鶴『俺の部屋に持ってきてもらうことにしたから着替えて来いよ』
サラダ、あったんだ。
分かったと返信し、ベッドから降りた。
顔を洗い、部屋着に着替えた。
あとは髪を整えて、さあ出発。
あ「やば、10分経ってた」
小走りで鶴丸君の部屋へ向かった。
・
鶴「遅い」
あ「そんなに遅くないよ」
鶴「寝癖なんて後でいいだろ」
あ「よくない」
鶴「起きた瞬間見てんだから」
あ「いやっ、それはさぁ!、...ん?んー、一理ある...?」
鶴「そんな悩むとこじゃないから。食べるぞ」
あ「はーい」
鶴「食べすぎんなよ?」
あ「昼前に沢山食べるわけないでしょ。てか、サラダは体に良いから沢山食べても無問題じゃない?」
鶴「それな」
あ「えー...、首尾一貫して...」
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海i野i莉i那(プロフ) - らむさん» ずっとずっと待っていただきありがとうございます(;;)私としても本当に申し訳ない終わり方ですが、らむさんのように長く愛してくださってくれる方に最後をお届けできるよう頑張ります!応援ありがとうございます! (12月6日 22時) (レス) id: d1e5cf99d9 (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - ずっとお待ちしておりました…!こうしてこの作品が終わってしまうのは悲しいですが、なんだか感慨深いです…。今までの素敵な話を更新して頂きありがとうございました!最後までついて行きます! (12月4日 17時) (レス) @page46 id: 671cd1d58d (このIDを非表示/違反報告)
海i野i莉i那(プロフ) - ANZU*さん» こんな古い作品を面白いと言っていただけでありがたいです!完結は難しいですがどうにか私なりの終わりの形を作ろうと思いますので、また見に来てくれたら嬉しいです。 (12月2日 0時) (レス) id: d1e5cf99d9 (このIDを非表示/違反報告)
海i野i莉i那(プロフ) - ありすさん» ありすさんやこの作品を読んでくださった方に届くことが出来たらいいなと思います。昔を思い出して頑張って書きます。(*^^*) (12月2日 0時) (レス) id: d1e5cf99d9 (このIDを非表示/違反報告)
海i野i莉i那(プロフ) - ありすさん» 長い間こちらの作品を読んで頂き本当にありがとうございます。ありすさんのコメントがずっと頭の片隅に引っかかってたので、完結させることは難しいだろうけどこの後の展開を纏めて書き出そうかなと思います。このような形で申し訳ないですが、 (12月2日 0時) (レス) id: d1e5cf99d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:莉那 | 作成日時:2017年12月9日 23時