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あ「え？」
鶴「俺が、またあの夜みたいに二人で寝たいって言ったら？」
突然の真剣な顔。
あ「は…、はぁ！？ダメに決まってるでしょ？！」
鶴「なんで？」
あ「なんでって吉良が！……あ」
私は途中で口を閉じた。
あの話は私と吉良だけの秘密にしなければならないからだ。
―――鶴丸君を好きかもしれないなんて、知られたら困る。
鶴「十川がなんだって？」
不機嫌を隠そうともせず私に詰め寄る鶴丸君。
さっきの振る舞いとか、今の行動とか、勘違いしてしまいそうになる。
私が、鶴丸君を好きになっても受け入れてもらえるんじゃないかって―――。
あ「ううん、なんでもない！それより湯冷めするから部屋入りなよ！」
鶴(嘘下手かよ…)
鶴「やだね。十川と何話したか言わないとお前の部屋に居座るから」
あ「変態じゃんそれ！」
今急いで部屋に逃げたとしても、
鍵を開ける時には背後を取られるだろう。
―――勝ち目はない。
でも。
それでも。
言うわけにはいかない。
…少なくとも、まだ言うべきではないと思った。
あ「居座るなら居座れば？ただし、寮監さんと理事長とお兄ちゃんに言うから」
鶴「お前の兄貴は困る！」
本気の拒絶の顔をされた。
あ「じゃあ大人しく部屋に帰ってね？」
鶴「はぁ、仕方ねぇな。…ま、よかった」
あ「ん？」
よかったってどういうことだ？
鶴「こっちの話」
あ「そうやって自分のことは話さないよね」
鶴「そうか？」
なんだかはぐらかされることが多く感じる。
あ「…いいけど。じゃ、おやすみ」
鶴「ああ、おやすみ」
私たちはそれぞれの部屋に入った。
・
鶴(あそこで拒否したってことは少しは男に警戒心があるってこと…)
――つまり、俺以外の男にもこういうことする可能性は低いってこと。
鶴丸は満足そうに口の端を上げた。
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海i野i莉i那(プロフ) - らむさん» ずっとずっと待っていただきありがとうございます(；；)私としても本当に申し訳ない終わり方ですが、らむさんのように長く愛してくださってくれる方に最後をお届けできるよう頑張ります！応援ありがとうございます！ (12月6日 22時) (
レス) id: d1e5cf99d9 (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - ずっとお待ちしておりました…！こうしてこの作品が終わってしまうのは悲しいですが、なんだか感慨深いです…。今までの素敵な話を更新して頂きありがとうございました！最後までついて行きます！ (12月4日 17時) (レス) @page46 id: 671cd1d58d (このIDを非表示/違反報告)
海i野i莉i那(プロフ) - ANZU*さん» こんな古い作品を面白いと言っていただけでありがたいです！完結は難しいですがどうにか私なりの終わりの形を作ろうと思いますので、また見に来てくれたら嬉しいです。 (12月2日 0時) (レス) id: d1e5cf99d9 (このIDを非表示/違反報告)
海i野i莉i那(プロフ) - ありすさん» ありすさんやこの作品を読んでくださった方に届くことが出来たらいいなと思います。昔を思い出して頑張って書きます。(*^^*) (12月2日 0時) (レス) id: d1e5cf99d9 (このIDを非表示/違反報告)
海i野i莉i那(プロフ) - ありすさん» 長い間こちらの作品を読んで頂き本当にありがとうございます。ありすさんのコメントがずっと頭の片隅に引っかかってたので、完結させることは難しいだろうけどこの後の展開を纏めて書き出そうかなと思います。このような形で申し訳ないですが、 (12月2日 0時) (レス) id: d1e5cf99d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉那 | 作成日時：2017年12月9日 23時
