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鶴「十川吉良ねぇ...気取ってそうなアイツにぴったりだな」
あ「ホント。最初は黒髪だったしメガネもかけてたのに。...いや伊達メガネだったか」
燭「なんで戻って来たんだろうね」
あ「分かんない。大体この学校に編入できるほどの家だなんて知らなかった」
倶「イギリスに行っていた二年の間に成功したんだろう」
あ「あーもー!ムカつくよね!?」
バンッと机を叩くと、みんなビクッとなった。
あ「普通に学校で会って久し振りだねって言えばいいのにわざわざ待ち伏せして会いたかったって頭に来ない!?」
燭「そんなこと言われてたんだー...」
燭台切は苦笑いをした。
あ「友達に戻れたかもしれないけどもう無理。顔も見たくない」
鶴(それはーー)
鶴「あいつを気にしてる...って...。!」
鶴丸はそう口に出してハッと口を閉じた。
あ「...やっぱ、うん。別れ方がアレだったから今の状況を気にしないのは無理みたい。でも、もうほんとに恋愛感情はないの。ただ、イライラするだけ」
鶴「そうか...」
あ「よし!話聞いてくれてありがと!ご飯食べよ!」
ちょうど料理が運ばれてきたので話を締めくくった。
燭「同じ年の女の子の恋バナなんて初めてだったから楽しかったよ」
あ「恋バナってほどのもんじゃないでしょ」
私は笑った。
一「あなたが人並みに恋愛してたことに驚きましたがね」
あ「自分はモテモテだからって嫌味〜?」
鶴「ん?俺達、光忠以外は女と付き合ったことないぞ?」
あ「ヴェ!?」
三「どこから出した今の声!」
あ「あ、あんなモテモテで、遊んできた女は2桁ですみたいな感じなのに!?」
燭「僕だってほんとに好きな子は出来たことないよ?全部お互い遊びって分かってるオツキアイ」
一「入学当初も言いましたけど、私達を取り巻く女性は全て外見は良くとも到底好きになれるような人間ではなかったのですよ」
あ「でも、小さい頃に好きな人くらいできたんじゃないの?」
三「まあそれなりにいたけど俺達にとってその時代はノーカンだ」
あ「じゃあファーストキスもまだとか...?」
私の台詞にみんな苦い顔をした。
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海i野i莉i那(プロフ) - らむさん» ずっとずっと待っていただきありがとうございます(;;)私としても本当に申し訳ない終わり方ですが、らむさんのように長く愛してくださってくれる方に最後をお届けできるよう頑張ります!応援ありがとうございます! (12月6日 22時) (レス) id: d1e5cf99d9 (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - ずっとお待ちしておりました…!こうしてこの作品が終わってしまうのは悲しいですが、なんだか感慨深いです…。今までの素敵な話を更新して頂きありがとうございました!最後までついて行きます! (12月4日 17時) (レス) @page46 id: 671cd1d58d (このIDを非表示/違反報告)
海i野i莉i那(プロフ) - ANZU*さん» こんな古い作品を面白いと言っていただけでありがたいです!完結は難しいですがどうにか私なりの終わりの形を作ろうと思いますので、また見に来てくれたら嬉しいです。 (12月2日 0時) (レス) id: d1e5cf99d9 (このIDを非表示/違反報告)
海i野i莉i那(プロフ) - ありすさん» ありすさんやこの作品を読んでくださった方に届くことが出来たらいいなと思います。昔を思い出して頑張って書きます。(*^^*) (12月2日 0時) (レス) id: d1e5cf99d9 (このIDを非表示/違反報告)
海i野i莉i那(プロフ) - ありすさん» 長い間こちらの作品を読んで頂き本当にありがとうございます。ありすさんのコメントがずっと頭の片隅に引っかかってたので、完結させることは難しいだろうけどこの後の展開を纏めて書き出そうかなと思います。このような形で申し訳ないですが、 (12月2日 0時) (レス) id: d1e5cf99d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:莉那 | 作成日時:2017年12月9日 23時