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あ｢最初はあんな始まりで嫌だったし帰りたかった。でも、今はあそこが一番生きてるって思える場所なの。上手く言えないけど、譲りたくないの｣
母｢じゃあ、覚悟なさい｣
空気が、変わった。
母｢死と隣り合わせになる...、死んでも構わない、覚悟を｣
あ｢何を、言ってる、の？｣
そんな言葉が母の口から紡がれるとは思っておらず、動揺を隠せない。
母｢いいから。その仕事を続けたいなら覚悟なさい｣
私は生唾を飲み込んだ。
あ｢そんなの、もうとっくにできてるよ｣
沈黙が流れた。
母｢...そう。ならやり切りなさい。｣
あ｢ありがとう、お母さん｣
母｢もう行きなさい｣
・
あ｢えっ｣
初めて来た日と同じ。
気付いたときには、ここに、いた。
・
母｢気が変わらないうちに帰しちゃったけど、気付いちゃうかな｣
ほんの少し微笑んだ。
母｢お父さん、今一番近いのはあなたよ。会ったら力を貸してあげて｣
父の写真を見て呟いた。
母｢あの子はやっぱりお父さんに似たのね。強かった｣
母は自分の過去を思い出しながら娘のことを考えた。
・
あ(お母さんが飛ばした？ということはここのことを知ってる？)
庭に突っ立ったまま、呆然と考えた。
あ(じゃあ、全部知ってて私を送り出したんだ。ここが楽しくも危険であると分かってて)
あ｢ありがとう、お母さん｣
でもいつか、知ってる理由を聞かせてね。
一｢主、お戻りになってらしたのですか｣
私を一番に見つけたのは一期だった。
縁側からこちらを見ている。
あ｢うん。すぐ終わっちゃった｣
歌仙に、出かけた時は玄関から入りなさいと怒られるだろうが、縁側から上がった。
一｢靴、玄関まで持って行きましょうか｣
あ｢いやいや自分で持っていくよ｣
それなら玄関から入れば良かった。
なんて今更思った。
あ｢ねぇ一期｣
一｢はい｣
あ｢愛されるっていいね｣
一｢ええ、分かります｣
あ｢だから私もみんなを愛するね。今日その覚悟ができたんだ｣
死と対峙する覚悟は前からあった。
でも、愛し続ける覚悟は今日できた。
一｢私も、それに応えれるよう主をお守りいたします｣
あ｢ふふ、ありがとう｣
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海野莉那(プロフ) - 梅茶さん» 了解しました！厳しい様でしたら無理にお描きにならないでください！ (2016年11月25日 4時) (
レス) id: 6de7cda624 (このIDを非表示/違反報告)
梅茶(プロフ) - 海野莉那さん» 遅くなると思われるので、こんな事あったな〜ぐらいで記憶して頂いて大丈夫です！ (2016年11月25日 4時) (レス) id: 787b491e67 (このIDを非表示/違反報告)
海野莉那(プロフ) - 梅茶さん» えええええええ本当ですか！？！？ぜひお願いします！！むしろ描いてくれないでしょうかお願いします！！嬉しいです！！ (2016年11月25日 3時) (レス) id: 6de7cda624 (このIDを非表示/違反報告)
梅茶(プロフ) - ありがとうございます！もしよければ遅くなりますが私に主人公達を描かせていただけないでしょうか。 (2016年11月25日 3時) (レス) id: 787b491e67 (このIDを非表示/違反報告)
海野莉那(プロフ) - 梅茶さん» 読んでくださりありがとうございます！一期の華について質問して下さりありがとうございます！一期の華は菊のパステルブルーです！結構大きな華です。ちなみに彼女の右肩甲骨についてます！ (2016年11月25日 3時) (レス) id: 6de7cda624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉那 | 作者ホームページ：http://blogs.yahoo.co.jp/haruhi_0204mind
作成日時：2016年10月22日 21時
