･゜ﾟ･* ページ11
コーヒーを飲みながら、時間まで二人でテレビを見ながら過ごす。
時々、ちょっとした会話を挟みながら。
SH「なー、A」
『んー？』
SH「お前その格好だから、言葉も気をつけておけよ？」
『あー、そこは心配しなくていいよ。ちゃんと使い分けてるから。天帝にいた頃も、学校では男言葉は使わなかったし。………キレた時は別だけど、多分なんとかなると思う』
SH「ははっ、そーか。俺たちの頃から口悪かったもんなー。逆に俺は矯正できたことに吃驚だけどな」
笑い事じゃないし。
すぅちゃん達と一緒にいたことも、あたしの言葉遣いに絶対影響してる。
特に、ギョンちゃんとか。
SH「ちゃんと自分のことも俺っていえよ？」
『分かってるよ。天帝の外では俺って言うようにしてたから。総長変わった時ジョンデに言われて』
SH「へー……。まあ、お前の正体外部に知られたら大変だったし、ジョンデもなかなか賢明な判断したじゃないか」
……たしかに、それがあったからやってこれたのかも。
あたしが天帝を抜けるまで。
すぅちゃんはあたしが天帝を抜けた時のこと、転入した時以来聞いてこないけど……。
多分、気を使ってくれてるんだよね。
いつか、すぅちゃんにも話しておかなきゃな………。
SH「そろそろ行くか？」
壁にある時計を見ると、いつの間にか9時45分だった。
『そうだね』
玄関でブーツの靴紐をキツく結び、すぅちゃんと駐車場に行く。
見るからに高級そうな黒の車に乗る。
『ねえこれ、なんていう車？凄い高級車でしょ？』
SH「んー。どうかな？確かマイバッハ・エクセレロ？かなんかいう名前だったかな」
『なにそれ、聞いたこともない』
SH「まあ別に大した車じゃないぞ」
『………え、ちょっと待って』
SH「ん？忘れ物でもしたか？」
『いや、違う』
すぅちゃんの車が気になったあたしはスマホで【マイバッハ・エクセレロ】と検索をしてみた。
すると、とんでもないことがわかった。
『……この車、約8億2000万円って…』
あまりにも桁が違いすぎて目が点になる。
SH「ははっ、そーか。じゃ行くぞ」
どうやらここボンボン野郎には驚きもクソもなかったようだった…。
そうして8億2000万円はあたしを乗せて進んで行った…←
店がある繁華街の辺りは駐車場が少ないから、車である程度行ったらどこかに置いて歩いて回る方が早いらしい。
有料駐車場に車を置いて、人通りが多い街に向かって、すぅちゃんと歩いて行った。
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rioovo26(プロフ) - とても面白い話で何回も読み返してしまいます、続きがぜひ読みたいです。 (2019年2月18日 14時) (
レス) id: 5e22cff709 (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - おかえりなさい！復活とても嬉しいです！また頑張ってくださいね！ (2017年9月20日 17時) (レス) id: b69e4f71c2 (このIDを非表示/違反報告)
苺みるく - 待ってましたー！！ (2017年9月10日 16時) (レス) id: 7cbb5a367b (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - メッチャ楽しみに待ってました！！復活して嬉しいです(≧▽≦) (2017年9月9日 14時) (レス) id: f63916396c (このIDを非表示/違反報告)
まめ - 嬉しすぎる！待ってました！！ (2017年9月9日 12時) (レス) id: aef95dad1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんだ | 作成日時：2017年9月8日 20時
